『杖と剣のウィストリア』第2期、第3話(通算第15話)のあらすじと先行場面カットが公開された。タイトルは「たったひとつの魔法」。放送は4月26日を予定している。

第3話あらすじ——絶体絶命の戦場で、フィンが差し出した剣

公開されたあらすじによると、ロスティがウィルを守るために目の前で自らを犠牲にし、ワークナーがギリギリのところで彼を救出する。しかし、その光景を目の当たりにしたウィルは正気を失いかけてしまう。エドワードら魔法使いたちが最前線で命を張って戦うなか、デヴァンダーの出現によって都市の防衛線は崩壊し始め、悪の軍勢が塔へと迫りくる。

魔法が使えない自分の無力さに打ちひしがれるウィルのもとへ、フィンが一振りの剣を携えて現れる。「その魔法の名前を言ってみろ」——そう問いかけながらフィンが剣を差し出す場面で、今話は大きな山場を迎えることになりそうだ。

作品を知らない人のために——魔法が使えない少年の、剣と意地の物語

『杖と剣のウィストリア』は、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の原作者・大森藤ノによるストーリー、蒼井トシの作画で展開するファンタジーマンガが原作。魔法が世界の頂点に君臨する世界観の中で、魔法の才能をまったく持たない少年ウィルが、剣一本で魔法使いの頂点を目指すという逆境の物語だ。スコアは7.80と、ファンからの評価も安定している。

アニメ第1期はActasとBandai Namco Picturesが制作し、吉原達矢が監督を務めた。第2期では吉原がチーフディレクターに昇格し、新たに中野英明がディレクターとして参加。プロデューサーが「これまで集結した中で最高のスタッフ陣」と太鼓判を押しており、制作体制への期待値は高い。

キャストと今後の見どころ

声優陣は引き続き豪華な顔ぶれが揃っている。主人公ウィルを天崎滉平、エルファリアを関根明良、ジュリアスを柿原徹也、ワークナーを関智一、エドワードを遊佐浩二、カリオットを福山潤が担当。今回のキーパーソンとなるフィンは田村睦心が演じる。

今回の第3話は、ウィルという主人公の本質が問われる重要な回になるはずだ。魔法が使えないことを嘆くのではなく、「たったひとつの魔法」と向き合いながら剣を取る——その瞬間は、原作ファンならば誰もが待ち望んでいた場面のひとつでもある。逆境の中でウィルがどう立ち上がるのか、4月26日の放送に注目したい。