キャストと放送日が明らかに

今回の発表では、放送開始日となる7月7日とともに、出演キャストの情報も明かされた。安済知佳、若山詩音、浅上陽平らが名を連ねており、それぞれどのキャラクターを演じるかはファンの関心を集めている。また、公開された短編プロモーション映像では、本作の世界観や雰囲気を垣間見ることができる。

制作スタジオはStudio DEENが担当し、KADOKAWA・Frontier Worksが制作に参加。Studio DEENは長年にわたりライトノベル原作アニメを数多く手がけてきた実績を持つスタジオだ。

凄腕スパイが「普通の市民」として生き直す物語

原作は同名ライトノベル。舞台は各国がスパイを暗躍させる時代。主人公クロエは、比類なき変装技術と卓越した武術を持つ凄腕スパイだが、上司の裏切りによって突如として表舞台から姿を消すことになる。

隣国アシュベリーで「ヴィクトリア」という一人の市民として静かな人生を歩もうとするクロエだが、新天地で出会う人々との関わりが、彼女の計画していた平穏な日常を次第に変えていく。スパイとして培ってきた経験と能力が、思わぬ形で活きてくる展開は、ジャンルとしてはアクション・ファンタジーでありながら、恋愛やドラマの要素も色濃い。

注目したいポイント

本作でとくに気になるのは、キャスティングの顔ぶれだ。安済知佳はこれまで感情の機微を繊細に表現する演技で高い評価を受けており、二重生活を送るクロエ=ヴィクトリアという複雑なキャラクターとの相性に期待が高まる。変装や偽りの素顔を使い分けるスパイという役どころは、声の演技でどこまで表現できるかが作品の完成度を左右する部分でもある。

また、原作ファンにとっては、第二王子をはじめとする周囲のキャラクターたちがどのようにアニメで描かれるかも見どころのひとつ。恋愛要素を含む群像劇的な構造を、Studio DEENがどう映像化するかも注目点だ。

放送まであと少し、続報の公開が待ち遠しいところだ。詳細情報は公式サイトおよびアニ図鑑(https://anizukan.com/anime/30549)でチェックしてほしい。