新PVでテーマソングも初披露、7月4日スタート

政略結婚から始まる恋愛ファンタジー「きみを愛する気はない」と言った次期公爵様がなぜか溺愛してきます(以下、「きみ溺」)のアニメ版が、2026年7月4日に放送開始することが明らかになった。あわせて新たなキービジュアルとPVが公開され、主題歌アーティストも発表されている。

主題歌については、オープニングテーマ「いつかちゃんと」をRiria.が担当し、エンディングテーマ「最終回」はsoratoが歌う。どちらの楽曲も今回公開されたPVの中で一部を聴くことができ、作品の世界観にマッチしたサウンドが早くもファンの注目を集めている。

スタッフ・キャスト陣の顔ぶれ

アニメーション制作はZero-GとGrassが共同で手がける。監督は松井ひとゆき、シリーズ構成・脚本は金春智子、キャラクターデザインは矢広裕子、音楽は未知留が担当する。

キャストは以下の通り。

- エルザ・エウクライネン:石川由依 - ユリウス・ロユス:斉藤壮馬 - ヤルモ・パルニラ:石川界人 - セラフィーナ・パルニラ:安済知佳 - レベカ・リッコネン:山村響 - ハンネス・エウクライネン:榎木淳弥 - アレクシス・ヨーゼフ・ラルト:木村良平 - イェレ・エクロース:鈴木崚汰

石川由依と斉藤壮馬というヒロインと主人公のキャスティングは、それぞれ数多くの人気作で主要キャラクターを務めてきた実力派。感情の機微を繊細に表現できる二人だけに、この複雑な関係性をどう演じるかは大きな見どころのひとつだ。

「愛する気はない」と言いながら溺愛する、ひねくれラブの原作とは

本作は、三澤慶によるストーリー、水野夏による作画のマンガが原作。2021年2月にFlex ComixのComic PolariおよびComic Arcレーベルで連載を開始し、現在4巻が刊行されている。

あらすじは、没落貴族の娘エルザのもとに、超エリート貴族ユリウスから突然の縁談が舞い込むところから始まる。身分差に首をかしげながらも申し出を受け入れたエルザだったが、結婚後にユリウスは態度を一変。「君を愛する気はない」と冷淡に告げる。ところが実際の行動はまるで逆で、なぜかエルザを溺愛し始めるのだ。

「口では突き放しておきながら態度は甘々」というギャップは、恋愛マンガの王道でありながら、読者を確実に引き込む魔力がある。ツンデレ系ヒロインならぬ、ツンデレ系ヒーローの本音と建前のズレをどこまで丁寧に描いてくれるか、原作ファンとしては期待と緊張が入り交じるところだろう。

制作スタジオのZero-GとGrassの共同体制、そして松井ひとゆき監督のもとでこの独特な関係性がどう映像化されるのか、7月4日の放送開始に向けてさらなる情報解禁が待ち遠しい。