主題歌・キャスト・スタッフ情報

主題歌はいずれも作品のカラーに合わせた選曲となっており、オープニングテーマ「Ghost Sequence」をEast Of Edenが担当。エンディングテーマ「Meltdowner」はKisidakyoudan & the Akebosi rocketsが歌う。エンディングのタイトルが主人公・麦野沈利の二つ名「メルトダウナー」と一致しているのは、原作ファンにはたまらない演出だろう。

メインキャストには、麦野沈利役に小清水亜美、フレンダ=セイヴェルン役に内田真礼、滝壺理后役に洲崎綾、絹旗最愛役に赤崎千夏と、いずれも実力派の顔ぶれが揃った。また、本作のプロモーション素材ではアニメオリジナルキャラクターとして花野チョビが登場することも明かされており、声優は菱川花が務める。

制作はシリーズおなじみのJ.C.STAFF。監督は『とある科学の超電磁砲』も手がけた長井龍雪(『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『とらドラ!』)が担当し、キャラクターデザインは木本茂樹(『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』)が手がける。

「とある」暗部を生きる少女たちの物語

本作は、鎌池和馬による「とある」フランチャイズのライトノベルスピンオフを原作とするアクション・SF作品。舞台は超能力(ESP)が一般科学として認められた学園都市の、さらに「暗部」と呼ばれる闇の世界だ。

主人公となるのは、学園都市に7人しか存在しないレベル5の第4位・麦野沈利が率いる4人組の精鋭部隊「ITEM」。電子レンジのように物質を溶かす能力「メルトダウナー」を持つ麦野を筆頭に、爆弾と罠のエキスパートであるフレンダ、AIM拡散力場を読み取り敵を追跡する滝壺、窒素を操り防御を担う絹旗が揃う。彼女たちは公にできない任務をこなしながら、学園都市の暗闘に身を投じていく。

期待度と注目ポイント

この布陣で最も注目したいのは、監督の長井龍雪が『超電磁砲』シリーズで培った「少女たちの絆と葛藤」の描き方を、今度はより過酷な「暗部」という舞台でどう活かすかという点だ。『超電磁砲』が比較的明るい学園アクションだったのに対し、ITEMの物語は学園都市の闇に深く踏み込んでいく。同じ監督が同じ世界観の光と影を描くという構図は、シリーズファンにとってひとつの完成形とも言える。

また、アニメオリジナルキャラクターである花野チョビの存在も気になるところ。原作スピンオフをベースにしながら新要素を加える構成が、物語にどんな広がりをもたらすのか——本PVの映像からも、暗部らしい緊張感あふれるアクションシーンが確認できる。

放送まで約3か月、続報やさらなる映像公開に期待したい。