「グレンラガン」から続く黄金コンビが再集結

今石洋之と中島かずきといえば、アニメ史に名を刻む作品を次々と生み出してきた伝説的な組み合わせだ。2007年放送の「天元突破グレンラガン」で初タッグを組み、熱血ロボットアニメの新たな金字塔を打ち立てた。続く2013年の「キルラキル」では、スタジオトリガー設立後初の完全オリジナルTVシリーズとして圧倒的な熱量で視聴者を魅了。2019年の劇場版「プロメア」では興行的にも批評的にも高い評価を獲得し、世界中にファン層を広げた。その3作品すべてに共通するのは、「やりすぎ」とも言えるほどの演出の熱量と、中島かずきならではの魂を揺さぶる台詞回しだ。

新プロジェクトの詳細

現時点では、作品タイトルや放送・公開時期、キャストやスタッフの詳細は明らかにされていない。スタジオトリガーが新プロジェクトとして正式に発表したという段階であり、続報が待たれる状況だ。

この発表が特別な意味を持つのは、単なる「新作」以上の文脈があるからだろう。今石・中島コンビの作品には、毎回明確なテーマとジャンルの刷新があった。グレンラガンでは「超進化するロボットアニメ」、キルラキルでは「衣服と権力をめぐる学園バトル」、プロメアでは「炎と消防士のSFアクション」と、同じコンビでありながら毎回全く異なる世界観に挑んでいる。次作でどんな「初めて」を見せてくれるのか、その一点だけでも注目せずにはいられない。

また、トリガーとしても近年は「サイバーパンク エッジランナーズ」や「ダンダダン」など多彩なラインナップを展開しており、スタジオとしての勢いも増している。そんな今のトリガーが、最も信頼する看板クリエイターと組む新作というのは、ファンにとってこれ以上ない組み合わせだ。

原作ファンにとって気になるのは、今回もオリジナル作品になるのか、あるいは原作つきの作品になるのかという点だ。これまでの3作はすべてオリジナル(グレンラガンはトリガー前身のガイナックス制作だが実質同チーム)であり、今石・中島コンビの真骨頂はゼロから世界観を作り上げる点にある。オリジナルであれば、ファンの期待値はさらに跳ね上がるだろう。

続報の解禁がいつになるのか、まずはそこから目が離せない。