2026年10月、第3期がいよいよ始動
後宮ミステリーの傑作「薬屋のひとりごと」の第3期が、2026年10月に放送開始することが明らかになっている。猫猫と壬氏が新たな状況に置かれながらも、さらに複雑な謎へと挑んでいく展開が予告されており、原作ファンの期待は高まるばかりだ。
今年のAnime Expo 2026では、猫猫役の緒方恵美と壬氏役の大塚剛央がインタビューに応じ、それぞれのキャラクターへの向き合い方や、第3期に向けた思いを率直に語った。
「ビジネスライクな関係」——緒方恵美が語る猫猫との距離感
猫猫というキャラクターとの関係性の変化を問われた緒方恵美は、「猫猫はもともと精神的にとても安定していて、地に足のついたキャラクター。第1期から今に至るまで、彼女との距離感はずっと変わっていない」と振り返った。そのうえで「とても良好なビジネスライクな関係を保っています」と笑いを交えて語り、猫猫の確固たる個性が、演じる側にとっても一種の指針になっていることを示唆した。
一方、大塚剛央は第1期の第1話を収録する前から、監督の長沼範裕氏や音響監督の畑中勝利氏と壬氏の本質をどう捉えるかについて深く話し合ったと明かした。キャラクターの核心を初期段階からスタッフと共有しながら積み上げてきたアプローチは、壬氏という複雑な人物を丁寧に演じ続けることへの真摯な姿勢の表れだろう。
原作の魅力をそのままに——高い完成度への期待
「薬屋のひとりごと」は、日向夏によるライトノベルを原作とする後宮ミステリー作品。薬師の父のもとで育った少女・猫猫が、人攫いによって皇帝の後宮に売られてしまうところから物語は始まる。持ち前の薬学の知識と旺盛な好奇心で後宮内の謎を解き明かしていく猫猫と、その才能に目をつけた美貌の宦官・壬氏との関係性が、ドラマとミステリーの両面で物語を牽引していく。
スコア8.80という高い評価が示すように、第1期・第2期を通じてクオリティへの信頼は揺るぎない。緒方恵美と大塚剛央という実力派のキャスト陣が、スタッフとの緊密な連携のもとでキャラクターを丁寧に育ててきたことが、その完成度を支えている大きな要因のひとつだ。第3期では猫猫と壬氏が「新たな状況」に置かれると示唆されており、二人の関係がどう変化するのかも見どころになりそうだ。
第3期の放送開始まで、キャストやスタッフからのさらなる情報公開が待たれる。