10月3日放送開始、追加キャストにリンカ役・松田利冴

まさキチ・飯島しんごう原作によるTVアニメ「貸した魔力は【リボ払い】で強制徴収」が、2025年10月3日より放送・配信を開始することが明らかになった。あわせて追加キャスト情報とメインビジュアルが解禁されている。

新たに発表されたのは、ユニークギフト"阿修羅道"を持つ冒険者・リンカ役を演じる松田利冴。松田はコメントの中で、「元来の性格と相反するギフトに苦しむリンカさんが、己と、人から渡される言葉達と向き合っていく姿を見守っていただけると嬉しいです」と語り、「葛藤しつつも素直に発せられるリンカさんの言葉に共感しながら演じさせていただきました」とキャラクターへの深い理解を示した。

今回公開されたメインビジュアルには、それぞれのパーティを追放された主人公レントとリンカが出会い、新たな仲間たちとともに歩み出す姿が描かれている。追放という共通の境遇を持つ二人の関係性が、物語の核心を担うことをビジュアルからも強く感じさせる仕上がりだ。

「追放もの」の新定番になるか 原作の独自性に注目

本作の原作は、まさキチによる小説と飯島しんごうによるコミカライズで展開されている作品。主人公のレントは、かつて所属していたパーティ"断空の剣"から追放された少年で、その復讐を軸に物語が動いていく。

「追放もの」は近年のなろう系ファンタジーにおいて定番ジャンルのひとつとなっているが、本作がユニークなのはタイトルにもある「リボ払い」という現代的なワードだ。魔力を貸し借りするという設定と、リボルビング払い方式で強制的に徴収するという発想の組み合わせは、ファンタジー世界に現代社会の経済感覚を持ち込んだ異色の切り口として原作読者から評価されている。

リンカというキャラクターについても、「本来の性格と相反するギフトを持つ」という設定が興味深い。戦闘能力と内面の葛藤が乖離しているキャラクターは、単純な強さの描写に留まらない心理的な深みを生み出しやすく、松田利冴の繊細な演技がどのようにそれを表現するかは、本作の見どころのひとつになるだろう。

放送開始まで残りわずか、今後はさらなるキャスト情報やPV解禁にも期待がかかる。