学校の"はみ出し者"と、秘密を抱えるクラスメートの物語
本作は、クラスで浮いた存在の男子高校生と、ネット上で匿名セクシー写真を投稿している人気女子クラスメートとの関係を描いた青春漫画。作者は大海すずで、2022年に連載を開始した。表の顔と裏の顔、そのギャップに翻弄される主人公の姿が読者の共感を呼び、独特の空気感を持つ作品として支持を集めてきた。
なぜ今、この完結が注目されるのか
「フィルター越しのカノジョ」が支持されてきた理由は、単なる"秘密を持つヒロイン"という設定にとどまらない点にある。ネットとリアルの自己像のズレ、承認欲求と孤独感といった現代的なテーマを、高校生の日常に自然に溶け込ませた描写が評価されてきた。SNS世代の若い読者を中心に、「刺さる」と感じるファンが多いのも納得だ。
2022年のスタートから約3年での完結は、物語としてのまとまりを意識した区切りとも読める。駆け足になることなく、きちんと着地できるかどうか——原作ファンにとっては、最終回の描き方がもっとも気になるところだろう。
8月25日の最終回に向けて、物語がどのような結末を迎えるのか。続報とあわせて注目していきたい。