忍者部男子たちの日常が幕を開ける
2026年8月24日、月刊デザート10月号の発売とともに、馬瀬あずさの新連載「雲隠れロマンティック」が始動した。タイトルから漂う独特のセンス——「忍者部」という設定に「ロマンティック」という言葉が組み合わさった絶妙なギャップが、読者の興味を引きつけている。
作品の舞台は忍者部という少し変わった部活で、そこに集まる男子たちの青春模様をゆるやかに描いていく模様だ。現時点では詳細なあらすじや登場人物については追って明らかになっていくと思われるが、「ゆるライフ」という言葉が示すとおり、ハードな忍者アクションよりも、日常のほっこりとした空気感が中心になりそうな雰囲気がある。
馬瀬あずさという作家の持ち味
馬瀬あずさは、独特のほのぼのとしたタッチと、男子キャラクターたちの関係性を丁寧に描く作風で知られる作家だ。デザートは少女・女性向けの作品を多く掲載する雑誌であり、そのフィールドで「忍者部男子」という題材を選んだことには、作者なりの確かな狙いが感じられる。
忍者という日本らしいモチーフをあえて現代の部活動という文脈に落とし込み、そこにゆるやかな青春の空気を重ねるアプローチは、近年の「ゆるっと日常系」ブームとも共鳴しつつ、一味違う個性を打ち出せる可能性を秘めている。忍術の修行なのか、それとも部活の日常なのか——その塩梅がどう描かれるかが、今後の読者獲得のカギを握りそうだ。
連載開始直後ということもあり、今後のキャラクター紹介や世界観の掘り下げが楽しみなところ。続報や単行本化の情報が入り次第、改めてお伝えしたい。