Nykkenによる新連載マンガ「Dolls Nest:ORPHANS」が、2025年3月27日よりKADOKAWAのウェブマンガサービス「ヤングエースUP」にて配信をスタートした。原作ゲーム「Dolls Nest」のシナリオを手がけた前島賢が脚本を担当しており、ゲームとは異なる独自の視点で物語を再構築するという点が大きな注目ポイントとなっている。
作品タイトルの「ORPHANS」は「孤児たち」を意味する英単語で、原作ゲームの世界観をベースにしながらも、新たな切り口から描かれるスピンオフ的な位置づけとなっている模様だ。原作のシナリオライター自らが脚本を書き下ろしているという点は、世界観の深掘りという意味でも非常に心強い体制と言えるだろう。
「Dolls Nest」は、人形(ドール)をモチーフにしたダークな世界観が特徴のゲーム作品で、その独特の雰囲気と重厚なストーリーがファンの支持を集めてきた。マンガ化にあたっては、ゲームをプレイしていない読者でも楽しめる入口となるよう、独自の視点で再構築されているとのことで、新規ファンの取り込みも意識した構成になっていると考えられる。
ゲームのシナリオライターがそのままマンガの脚本を担当するというケースは、原作への理解度という点では申し分ない。ゲームのプレイヤーであれば「あの設定の裏側にはこんな話があったのか」という発見を楽しめるだろうし、マンガから入る読者にとっては「Dolls Nest」という世界への格好の入門書になり得る。前島賢がどのような角度からこの世界を切り取るのか、脚本家としての手腕にも期待がかかる。
作画を担当するNykkenのビジュアル表現が、「Dolls Nest」の持つダークでアーティスティックな世界観とどう融合するかも見どころのひとつだ。ヤングエースUPは「転生したらスライムだった件」や「カドカワ」系の人気作を多数擁するプラットフォームであり、新連載がどのような読者層に届いていくかも注目される。
今後の話数が積み重なるにつれ、ゲームとの接点や独自の展開がより鮮明になってくるはずだ。原作ゲームのファンも、マンガから「Dolls Nest」の世界を初めて知る読者も、ともに楽しめる作品に育っていくかどうか、続報と合わせて追いかけていきたい。