TOブックスは、奈良山爆風によるライトノベル「断罪された悪役令嬢は、逆行して完璧な悪女を目指す」のアニメ化プロジェクトが進行中であることを発表した。あわせてアニメ化告知ビジュアルも公開されている。
現時点で明らかになっているのはアニメ化プロジェクトの始動と告知ビジュアルのみで、制作スタジオ、キャスト、放送時期などの詳細は引き続き続報を待つ形となっている。ビジュアルには主人公のクロエと思われる黒髪の令嬢が描かれており、原作の雰囲気をしっかりと伝えるものに仕上がっている。
原作は奈良山爆風氏が2020年11月に小説投稿サイト「小説家になろう」で連載を開始したファンタジーロマンス作品。その後TOブックスが書籍化し、現在も刊行が続いている人気シリーズだ。
物語の主人公は、無実の罪で断罪された悪役令嬢・クロエ。処刑される直前に意識が過去へと戻り、「どうせ悪女と呼ばれるなら、完璧な悪女になってやる」と決意する逆行転生ものだ。単なるざまぁ展開にとどまらず、主人公が自らの意志で"悪"を貫こうとする能動的なキャラクター造形が、読者から高い支持を集めている。
「なろう」発の悪役令嬢ものは数多く存在するが、本作がひときわ目を引くのは、主人公が善人に戻ろうとするのではなく、むしろ堂々たる悪女として君臨することを目標に掲げている点だ。ヒロインの覚悟と痛快さが読んでいて非常に気持ちよく、ファンからは「悪役令嬢ジャンルの新境地」とも評されている。アニメ化によってそのキャラクターの魅力がどう映像で表現されるか、スタジオやキャスト発表の段階から目が離せない。
原作ファンとしては、クロエの冷徹でありながらどこか人間味を感じさせる表情や、彼女を取り巻くキャラクターたちの個性をどこまで丁寧に描いてくれるかが気になるところ。悪役令嬢アニメとして近年の作品群と並べたとき、本作がどんな個性を打ち出してくるのか、制作陣の選択に注目したい。
キャストやスタッフ、放送時期など、今後明らかになる情報に引き続き注目していきたい。