本日3月27日に発売された月刊コミックキューン5月号(KADOKAWA)にて、2本の新連載が同時スタートした。サスケによる「きょうはなにしよう?」と、今安原作・小畠泪作画の「月はタピオカみたいに」がそれぞれ第1話を掲載している。

「きょうはなにしよう?」は、社会人2人が主人公のモラトリアム生活をテーマにした作品。仕事や将来に向き合いながらも、どこかふわふわとした日常を送る大人たちの姿を描くとみられる。一方の「月はタピオカみたいに」は、元インフルエンサーが台湾に転生するという設定が目を引く異色の作品で、原作を今安、作画を小畠泪が担当する分業体制での制作となっている。

「きょうはなにしよう?」のテーマであるモラトリアムは、近年の若者文化や働き方の変化と重なる部分が多く、社会人読者の共感を呼びやすい題材だ。「ちゃんと生きなきゃ」と思いながらもなんとなく過ごしてしまう、あの感覚を丁寧に掘り下げてくれるなら、キューンの読者層にもしっかりはまる作品になりそうだ。

「月はタピオカみたいに」は、インフルエンサーという現代的な職業と、台湾という舞台設定の組み合わせがユニーク。異世界転生ものは数多くあるが、転生先が台湾という現実の地というのはかなり珍しいアプローチで、単なるファンタジーに留まらないリアルな異文化体験が描かれる可能性がある。近年の台湾ブームとも相まって、注目を集める一作になるかもしれない。

月刊コミックキューンはKADOKAWAが刊行する女性向けコミック誌で、日常系からファンタジー、恋愛ものまで幅広いジャンルの作品を掲載している。今号では既存連載の継続に加え、この2本の新連載が加わり、ラインナップがさらに充実した形だ。

毛色の異なる2作品が同時スタートするという今号は、キューンにとっても新たな読者層を取り込むチャンスとなりそうで、今後の展開がどちらも気になるところだ。次号以降のストーリーの広がりに引き続き注目したい。