るぅ1mmによる新連載「手のひらの天国」が、2025年3月27日より双葉社のwebアクションにて連載を開始した。行き場を失ったヒモ男が見知らぬ青年の家に辿り着くという、ちょっと変わった出会いから始まるラブストーリーだ。
作品を手がけるのは、るぅ1mm。独特の空気感と繊細な感情描写に定評のある作家で、今作でもその持ち味が存分に発揮されることが期待される。掲載誌となるwebアクションは双葉社が運営するウェブマンガ誌で、多彩なジャンルの作品を揃えるプラットフォームとして知られている。
「手のひらの天国」は、いわゆる"ヒモ男"が主人公のラブストーリー。頼る場所を失った男が、ひょんなことから見知らぬ青年の家に転がり込む形で物語が動き出す。タイトルの「天国」という言葉が示すように、その出会いが二人にとってどんな意味を持つのか、甘さと切なさが入り混じった展開が予想される。
注目したいのは、主人公の設定だ。"ヒモ男"というキャラクターは、ともすれば読者の反感を買いやすい。しかしそこをあえて主人公に据えるのは、単なる恋愛ものに留まらない人間ドラマを描こうとする意図が感じられる。自立できない弱さや情けなさを抱えた人間が、誰かとの出会いを通じてどう変わっていくのか、そのリアルな揺らぎこそがこの作品の核心になるのではないだろうか。
また、BLあるいはそれに近い関係性を匂わせる「見知らぬ青年」との同居という設定も、読者の興味を引くポイントになりそうだ。二人の関係がどのように深まっていくのか、恋愛として発展するのか、それとも別の形の絆を描くのか、連載序盤から目が離せない。
webアクションでの連載ということで、最新話は随時チェックしやすい環境が整っている。るぅ1mmがこの異色の設定でどんな物語を紡いでいくのか、今後の更新が楽しみな一作だ。