Netflixシリーズ「だんでらいおん」の配信日が4月16日に決定し、新キャストと予告編、キーアートが一挙公開された。「銀魂」で知られる空知英秋が原作を手がけるこの作品に、宮野真守をはじめ、銀魂の万事屋メンバーを演じたキャストが集結するという情報がファンの間で大きな話題を呼んでいる。
今回公開されたキーアートには、主人公の丹波哲生と上司の黒鉄美咲を中心とした天使たちの姿が描かれており、空知作品らしいキャラクターデザインの雰囲気が漂う。予告編でも作品の世界観が垣間見え、コメディとシリアスが絶妙に混在した独特のテイストが確認できる。アニメーション制作はNAZが担当し、全7話での構成となっている。
「だんでらいおん」は、日本の天使連盟に所属する丹波哲生と黒鉄美咲の二人を主人公にした超自然コメディ作品だ。彼らの仕事は、未練を残して地上に留まり続ける霊を見つけ出し、穏やかにあの世へと導くこと。他の天使部隊が手っ取り早く事件を解決しようとする中、第21師団のタンポポ一族は一味違う。一人ひとりの霊の話にじっくりと耳を傾け、その未練の根本にある問題を解決することで、彼らを送り出そうとする。一見とっつきにくい丹波の裏に隠された深い優しさと、個性豊かな仲間たちの掛け合いが見どころとなる作品だ。
注目すべきは、宮野真守をはじめとする銀魂の万事屋キャストが本作に揃い踏みするという点だ。空知英秋の作品に縁のある声優陣が再集結するとなれば、単なるキャスティング以上の意味を持つ。長年空知作品を演じてきたキャスト陣が、新たなキャラクターとしてどんな化学反応を見せるのか——それだけで本作を観る理由として十分すぎる。
また、制作スタジオのNAZは「ハイキュー!!」のOVAや「インフィニット・デンドログラム」などを手がけてきたスタジオで、決して大手とは言えないが、キャラクター描写の丁寧さには定評がある。空知作品の真骨頂でもある「笑いの中に滲む人間ドラマ」を、どこまで映像で表現できるかが評価の分かれ目になりそうだ。全7話というコンパクトな構成は、原作のエッセンスを凝縮して届けるうえで有利に働く可能性もある。
銀魂が終わってもなお、空知英秋はその創作の手を止めていない。天使と霊という設定こそ変わっても、不器用な人間たちへの眼差しは変わらない——そんな空知節が健在かどうか、4月16日の配信開始が待ち遠しい。今後もキャスト情報やエピソードの詳細が明らかになるにつれ、さらに注目が高まっていくだろう。