アニメジャパン2026にて、TVアニメ「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」のキービジュアル、トレーラー、そして主題歌アーティストが一斉に発表された。オープニングテーマをずっと真夜中でいいのに。(ずとまよ)、エンディングテーマをimaseが担当することが明らかになり、早くも大きな反響を呼んでいる。
エンディングテーマのタイトルは「Fiction」。公開されたトレーラーはこのエンディング曲を使用したもので、作品の持つ甘くてちょっぴり切ない空気感が映像からもしっかりと伝わってくる。アニメーション制作はAsahi Productionが手がけ、放送は2026年7月を予定している。
声優キャストも判明した。主人公の佐々木役を佐藤拓也、山田/田山役を星木星奈、鈴木役を高橋伸也がそれぞれ演じる。佐々木と山田という二人の関係性がこの作品の核心だけに、両者の演技のかけ合いに注目が集まりそうだ。
原作は地主(じぬし)氏によるマンガで、2022年3月にTwitter(現X)でウェブコミックとして連載をスタート。その後、スクウェア・エニックスの月刊ビッグガンガンに同年8月から移籍連載となり、じわじわと人気を拡大してきた作品だ。
物語の主人公は45歳の会社員・佐々木。毎日の仕事に疲れ果てた彼にとって、スーパーのレジ係・山田の笑顔と一服のタバコだけが心の支えだった。ところがある日、山田の姿が見当たらない。途方に暮れていると、クールでミステリアスな女性・田山に声をかけられ、一緒にタバコを吸うことになる。実はこの田山、佐々木にはすでに見知った人物なのだが、彼はまったく気づいていない。この「二重人格」的な設定が生み出すすれ違いとときめきが、作品最大の魅力となっている。
主題歌アーティストの人選が、この作品の方向性を如実に示していると感じる。ずとまよは独特の浮遊感と感情の揺れを描く楽曲で知られ、imaseはポップかつ洗練された恋愛ソングを得意とするアーティストだ。どちらも「大人の恋愛」という本作のテイストとの親和性が高く、制作陣の意図が透けて見えるような布陣といえる。原作ファンとしては、この組み合わせは素直に期待が高まる。
ウェブ発の作品がここまで豪華な布陣でアニメ化されるというのは、それだけ原作の持つポテンシャルへの評価の高さを示している。中年サラリーマンを主人公に据えた恋愛コメディという珍しい切り口が、映像でどのように表現されるのか。続報に注目したい。
アニメタナでは引き続き「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」に関する最新情報をお届けしていく。詳細は作品ページ(https://animetana.com/anime/30443)もあわせてチェックしてほしい。