キネマシトラスが手がけるオリジナルアニメ「さよならララ」が、2026年7月の放送開始を予定しており、AnimeJapan 2026のKADOKAWA LIVE STATIONステージにて追加スタッフと第2弾キービジュアルが公開された。
今回発表されたスタッフ情報は以下の通り。美術監督に藤野まり(スタジオパブロ/「Sonny Boy」)、色彩設計に山下みやお(「メイドインアビス」)と相澤里香、撮影監督に泉田和人(「ダンダダン」)、編集に黒澤雅之(「正反対な君と僕」)、グラフィックデザインに浜勇人・山口舞、そして深海イメージデザインも担当者が明かされた。それぞれのフィールドで実績を積んだ精鋭たちが揃い、作品への期待感がいっそう高まっている。
「さよならララ」は、人間との愛を望んで禁断の願いを叶えた人魚の物語を描くオリジナルアニメ作品だ。その人魚は死後200年を経て現代日本の琵琶湖に生まれ変わり、人間社会へと適応していく——というファンタジー色の強い設定が特徴となっている。制作はKADOKAWAとキネマシトラスが共同で担い、2024年のAnime Centralで初めて存在が明かされた。
注目したいのは、集まったスタッフ陣のラインナップだ。撮影監督の泉田和人は、映像表現の面で高い評価を受けた「ダンダダン」を手がけた人物であり、色彩設計の山下みやおは「メイドインアビス」の独特な色調で多くのファンを魅了した実力者。美術監督の藤野まりが参加した「Sonny Boy」もまた、その唯一無二のビジュアルで語り草となった作品だ。個性的な映像センスを持つスタッフが揃っているという点で、本作がただの「きれいなアニメ」にとどまらない可能性を感じさせる。
人魚と人間の愛、そして転生という要素を組み合わせたストーリーは、一見ファンタジーの王道に見えるが、オリジナル作品であるがゆえに展開の予測がつかない。原作のない作品だからこそ、アニメスタッフが表現の細部まで自由に設計できる。今回明かされたスタッフ構成を見る限り、映像的な完成度には相当なこだわりが込められているとみていいだろう。
キービジュアルの第2弾も今回お披露目されており、作品の世界観をより深く伝えるビジュアルとして注目を集めている。放送まではまだ時間があるが、今後発表されるキャスト情報や主題歌、予告映像にも引き続き目を向けておきたい。