公開されたメインPVでは、主人公・隼人が転校先で幼馴染の春希と再会する場面が描かれており、作品の核心となる二人の関係性が早くも垣間見える内容となっている。OPを担当するDIALOGUE+は、「ぼっち・ざ・ろっく!」や「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」など数々のアニメ作品に楽曲を提供してきたグループで、青春の空気感を切り取る歌詞と爽やかなサウンドが持ち味。「夏に重ねて」というタイトルからも、本作の夏らしい甘酸っぱい雰囲気との相性の良さが期待できる。

原作はKADOKAWA刊行のライトノベルで、作者は雲雀湯。ジャンルはコメディと恋愛で、幼馴染の再会という王道の設定をベースにしながら、ひとひねり加えた関係性が読みどころとなっている。

あらすじはシンプルながら、なかなか刺さる設定だ。転校先で隼人が出会ったのは、清楚で可憐な美少女・春希。しかし彼女の正体は、かつて泥だらけになって一緒に遊んだ田舎の幼馴染だった。学校では完璧な「清楚美少女」を演じている春希が、隼人の前でだけ素の自分をさらけ出す——そのギャップが本作最大の魅力であり、笑いどころでもある。

アニメ制作はproject No.9が担当する。同スタジオは「りゅうおうのおしごと!」や「ロウきゅーぶ!」など、ライトノベル原作の青春・恋愛コメディを得意とするスタジオとして知られており、本作との親和性は高い。原作の持つテンポの良いやり取りや、春希のキャラクターの二面性をどこまで映像で表現できるかが、アニメ版の出来を左右するポイントになりそうだ。

原作ファンの間では、春希の「猫被り」と「素の姿」のコントラストをいかに演じるかが声優キャスティングの注目点として挙がっている。PVが公開されたことでキャラクターのビジュアルイメージも固まりつつある今、キャスト情報の解禁も近いのではないかと期待が高まる。

放送時期や話数などの詳細はまだ明らかになっていない部分も多いが、今後の続報でさらに情報が出てくることを楽しみに待ちたい。