アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 スティール・ボール・ラン」の第2ステージを告知するティザー映像が公開され、2026年中に放送予定であることが明らかになった。第1ステージの第1話(47分の特別尺)は3月19日にNetflixで配信されたばかりで、早くも続報が届いた形だ。
ティザーでは「2026年放送予定」という情報が示されているものの、具体的な放送時期については現時点で明かされていない。監督を務める木村泰大氏はインタビューの中で「私も早く観たい!でも、いつになるかは私にも分からないんです。1話を作るだけでも膨大な時間がかかりますが、制作は順調に進んでいて、完成した映像を皆さんと同じくらい楽しみにしています」と語っており、制作チームが丁寧に作り込んでいる様子が伝わってくる。
本作は荒木飛呂彦氏の長寿マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の第7部を原作とする。舞台は1890年のアメリカ。北米大陸を約4,000マイルにわたって横断する史上初の馬によるレース選手権「スティール・ボール・ラン」が開幕しようとしていた。かつて天才騎手と呼ばれながら下半身麻痺となり絶望に沈むジョニィ・ジョースターが、アウトロー騎手ジャイロ・ツェペリの起こす不思議な現象に希望を見出し、二人が奇妙な友情と同盟を結びながら過酷なレースと冒険に挑む物語だ。原作マンガは2004年から連載が始まり、シリーズの中でも特に高い評価を誇る人気エピソードとして知られている。
アニメーションを担当するのはDavid Production、配給はWarner Bros. Japanというタッグ。David Productionといえば、これまでのジョジョシリーズアニメ化を一手に担ってきたスタジオであり、シリーズの世界観や独特の演出スタイルを熟知しているという点で、ファンとしては信頼感がある。第1話が47分という通常の倍近い尺で届けられたことからも、スタジオが本作に対して並々ならぬ気合いを注いでいることが伝わってくる。
注目すべきは、本作のスコアがすでに9.10という非常に高い評価を記録しているという点だ。これは原作ファンの期待値の高さを如実に示している。「スティール・ボール・ラン」は、ジョジョシリーズの中でも「最高傑作」と評する声が多い第7部であり、レースという独自のフォーマット、ジョニィとジャイロの関係性の深み、そして荒木氏が描くアメリカという舞台の壮大さが魅力の作品だ。それだけに、アニメ化の完成度に対する原作ファンの目も当然厳しくなる。第1話の反響を踏まえ、第2ステージがどのような形で届けられるのかが最大の焦点となりそうだ。
2026年内という大まかな時期以外の詳細はまだ明かされていないが、制作が順調に進んでいるという監督の言葉を信じて、続報を待ちたい。