予知夢が引き寄せる、運命との出会い
本作の主人公は、幼い頃から繰り返し予知夢を見てきた女子高生。その不思議な力のせいで、家族や友人からも「変わった子」として距離を置かれてきた。そんな彼女がある日、夢の中で出会った"運命の人"の存在を確信し、その人物を探すべく女学園へと転入するところから物語は動き出す。
第1話は4月25日に公開済みで、マンガMeeのアプリおよびWebサイトから読むことができる。集英社が運営する少女マンガ系プラットフォームでの配信とあって、恋愛要素はもちろん、予知夢というファンタジー的な設定がどう物語に絡んでくるかが早くも気になるところだ。
「不思議な力」×「女学園」という組み合わせの妙
予知夢という設定は少女マンガの世界でも定番のモチーフのひとつだが、本作が興味深いのは、その力が主人公にとって「祝福」ではなく「孤独の原因」として描かれている点だ。周囲から理解されないまま生きてきた少女が、夢の中でだけ繋がれた誰かを追いかけて行動を起こす——この構図は、恋愛の甘さだけでなく、自己肯定や居場所を探す物語としての深みも期待させる。
また、舞台が女学園であることもポイント。運命の相手が同性なのか、それとも男性なのかといった部分も、読者の想像を膨らませる要素になっている。百合的な展開を期待するファンにとっても、注目の新連載となりそうだ。
作者の仲藤ぬいがこの設定をどう展開させていくのか、今後の更新が楽しみな一作だ。続報や単行本化の情報が入り次第、改めてお伝えしたい。