手塚治虫の生涯と功績に迫るドキュメンタリー映画「TEZUKA! God of Manga」の予告編が公開。大友克洋、池田理代子ら錚々たる顔ぶれが出演し、2028年の生誕100周年完成を目指す。
錚々たるクリエイターたちが語る、マンガの神様の素顔
本作のメガホンを握るのは、ピーボディ賞受賞歴を持つドキュメンタリー監督のジェイソン・アンドリュー・コーン。制作はBread & Butter Filmsが担当し、プロデューサーのカミーユ・セルヴァン=シュライバーとジンコ・ゴトウ、学者・慈善家のグレン・S・フクシマ、作家のローランド・ケルツが名を連ねる布陣だ。
インタビュー出演者のラインナップがまた圧巻で、日本のマンガ・アニメ界を代表する巨匠たちが顔を揃えている。
- 大友克洋(『AKIRA』) - 池田理代子(『ベルサイユのばら』) - 浦沢直樹(『MONSTER』) - 永井豪(『デビルマン』) - 富野由悠季(『機動戦士ガンダム』) - 丸山正雄(マッドハウス共同設立者、アニメプロデューサー) - りんたろう(『メトロポリス』)
さらに海外からも、作家のエイダ・パーマーやサミュエル・サティン、映画監督のホルヘ・R・グティエレス、手塚研究家のヘレン・マッカーシーといった世界的な書き手・クリエイターたちが参加。手塚治虫が世界のポップカルチャーに与えた影響の広さが、このキャスティングだけでも伝わってくる。
クラウドファンディングで完成へ、生誕100周年に向けた挑戦
現在、Kickstarterのプロジェクトページがすでに開設されており、出資キャンペーンの開始日時は追って告知される予定だ。支援者向けのリターンには、手塚プロダクション提供のオリジナルグッズ、限定コレクターズプリント、そして本作の限定版コレクターズBlu-rayが用意されている。
映画の撮影はKickstarterでの目標金額達成後に本格再開し、2028年の手塚治虫生誕100周年に合わせて完成させる計画だという。
手塚治虫といえば、『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック』、『火の鳥』など、今なお世界中で読み継がれる名作を数多く生み出した「マンガの神様」。その人物像や創作の源泉を、同時代を生きたレジェンドたちの肉声で掘り下げるというコンセプトは、ファンにとってこれ以上ない企画だろう。
日本国内でも手塚作品への関心は根強く、アニメ・マンガ文化の原点を問い直す機会としても本作への注目度は高い。クラウドファンディングの詳細や今後の制作情報については、公式発表を引き続き追っていきたい。