杉田智和、XOソースの竜役での出演が決定

今回新たに発表されたのは、ライバルキャラクター「XOソースの竜」こと尾藤竜二役を杉田智和が担当するというキャスティングだ。XOソースを武器に各地の料理バトルで名を上げてきた竜は、主人公・醤を崇拝しながらも強烈なライバルとして立ちはだかる危険な存在。杉田はコメントの中で「当時リアルタイムで原作を読んでいた。まさかアニメ化されるとは信じられなかった」と明かしつつ、「オーディションもないまま突然キャストに決まったと知り、テンションが最高潮に達した。最高だ!!」と喜びを爆発させている。

既報のメインキャストは、秋山醤役に遠矢きくのすけ、五番町霧子役に長谷川育美、小此木隆男役に天崎滉平、ナレーターに津田健次郎という顔ぶれ。エンディングテーマはEmuniminiが歌う「泣いた悪魔」が担当する。

スタッフ陣と作品の見どころ

アニメーションを手がけるのはスタジオTROYCA。監督は「Fate/Zero」「アルドノア・ゼロ」で知られる青木英が務め、シリーズ構成を上江洲誠、キャラクターデザイン・総作画監督を松本雅子が担当する。音楽は菊谷知樹、音響監督は明田川仁。さらに料理作画監督として奥田篤志・花村千尋の両名が名を連ねており、料理描写へのこだわりが伝わってくる布陣だ。

「鉄鍋のジャン!」は、傲慢で生意気な中華料理人の少年・秋山醤が、祖父の宿敵である五番町睦十への復讐を胸に料理バトルの世界へ飛び込む物語だ。原作は月刊少年チャンピオンで連載された漫画で、「料理は競争だ」と信じる醤と「料理は心だ」と主張するライバル・霧子の対立が物語の核となっている。グルメ漫画というよりも、格闘漫画さながらの熱量と毒気を持った作風が当時のファンを熱狂させた。

青木英監督の起用は、この作品の方向性を考えるうえで非常に興味深い。「Fate/Zero」で見せたダークかつスタイリッシュな演出と、「アルドノア・ゼロ」での緊迫感ある戦闘描写は、料理を"戦い"として描く本作のテイストと相性がいい。料理バトルをどこまでアクション的な映像として昇華できるかが、本作最大の見どころになるだろう。また、杉田智和という実力派声優がリアルタイムで原作を愛読していたという事実は、キャスティングへの信頼感をさらに高めてくれる。

7月5日の放送開始まで残りわずか。続報や追加キャスト情報にも引き続き注目したい。