先週よりカウントダウンが開始され、少女と謎めいた構造物を描いたイラストが公開されている。プロジェクトの詳細はまだ明かされておらず、タイトルや放送時期、キャストといった情報は6月28日の発表を待つ必要がある。

片桐崇監督とはどんなクリエイターか

今回の新作を手がける片桐崇監督は、2022年公開のWIT STUDIO製オリジナルアニメ映画『バブル』で共同助監督を務め、テレビアニメ『SPY×FAMILY』第1期でも同様の役職を経験した人物だ。そして2023年末公開の劇場版『SPY×FAMILY CODE: White』では初の単独監督を担当し、その手腕を発揮した。

助監督として着実にキャリアを積み、大ヒット作の劇場版で監督デビューを飾った片桐監督が、次にどんな世界観を描くのか——オリジナル作品という点も含めて、今作への期待は自然と高まる。

WIT STUDIOのオリジナル作品という"ブランド"

WIT STUDIOは2012年設立のアニメーション制作会社で、IGポートの連結子会社として知られる。代表の和田丈嗣のもと、これまでに数多くの作品を世に送り出してきたが、オリジナル作品においても独自の存在感を放ってきた。

『甲鉄城のカバネリ』『バブル』『グレート・プリテンダー』『グリム異聞録 ファンタジウム』、そして今年放送の『プリズムを通して愛を』と、ジャンルも作風も異なる多彩なオリジナルIPを継続的に生み出している。また近年はTAK feat.初音ミク&重音テトの「numb numb」やVTuberグループ・StelLiveの「STAR TRAIL」など、アニメーションMVへの参加も積極的で、スタジオとしての表現の幅が広がっている印象だ。

公開されたイラストには少女と大きな構造物が描かれており、世界観の手がかりはそこに凝縮されているようだが、それ以上のことはまだ読み取れない。ファンタジーなのか、SF的な設定を持つのか——想像が膨らむビジュアルだ。

6月28日の正式発表で、作品の全貌がどこまで明かされるのか。続報を注目して待ちたい。