キャスト・スタッフ陣の顔ぶれ

今回発表されたメインキャストは以下の通り。

- モモ/ミンキーモモ:春木くるみ - デッタブック:落合福嗣 - チャモチャ:藤原夏海 - ピピルピ:釘宮理恵

監督を務めるのは渡辺歩(「サマータイムレンダ」「魔女と野獣」「あかね噺」)。キャラクターデザインには、オリジナルTVアニメでも原画・作画監督として活躍し、その後もキャラクターデザインや絵コンテ・演出を手がけてきた渡辺浩と、過去のミンキーモモ作品でサブキャラクターデザインを担当した富永麻衣のふたりが名を連ねる。脚本は「お願い、もう一度だけ?」などで知られる丹羽多聞アンドリウが担当。アニメーション制作はアシプロダクション、デザイン協力はスタジオライブとなっている。

32年ぶりの新作、その意味

本OVAは、1994年公開の「ミンキーモモ 旅立ちの駅」以来、実に32年ぶりとなるミンキーモモの新作OVAだ。なお、2009年にも復活プロジェクトが発表されていたが、そちらは実現に至らなかった経緯がある。それだけに、今回の正式始動はファンにとって長年待ち望んでいた知らせといえるだろう。

オリジナルの「魔法のプリンセス ミンキーモモ」は1982年から1983年にかけて放送された全63話のTVアニメシリーズで、夢の国から地球にやってきた魔法のプリンセス・モモが、人々の夢を守るために奮闘する物語。当時の少女向けアニメの枠を超えた深いドラマ性で、世代を超えて語り継がれる名作だ。

監督の渡辺歩は、「サマータイムレンダ」での緻密な構成力や「魔女と野獣」でのファンタジー表現など、幅広いジャンルで確かな実績を持つ。原作の世界観を知り尽くしたスタッフと、フレッシュな感覚を持つキャストが組み合わさった今作が、どのような化学反応を起こすのか。釘宮理恵が担当するピピルピというキャラクターも気になるところで、ベテランの存在感がOVA全体を引き締めることになりそうだ。

11月の劇場上映に向けて、今後さらなる情報が解禁されることに期待したい。