追加キャスト3名と本予告が解禁

公式サイトが更新され、新たなキャスト情報とメインビジュアル、そして本予告映像が公開された。今回明らかになったキャストは以下の3名。

三島環役に上坂すみれ(「負けヒロインが多すぎる!」)、相葉修二役に羽多野渉(「Fate/strange Fake」)、矢野明光役に岡本信彦(「悪食令嬢と狂家」)という顔ぶれだ。それぞれ個性の強い声優陣が揃い、主人公・一希を取り巻く人物たちにどんな息吹を吹き込むか、期待が高まる。

なお本作は7月4日のアニメエキスポ(米国)でも先行上映が行われており、海外ファンへの露出も早い段階から積極的に進めている点が印象的だ。

作品の魅力:離島×ミステリー×青春ロマンス

原作は阿部暁子によるミステリーロマンス小説。舞台となるのは、人が消えるという噂のある入江を持つ謎めいた離島だ。

誰にも知られずに生きたいという思いを抱え、その離島の高校へ転校してきた少年・月ヶ瀬一希。入江を探索する中で、記憶を持たない少女・ナオと出会う。彼女が口にできるのは自分の名前と年齢、そして「1974年」という年号だけ——という導入は、ミステリーとしての引きが強く、読み始めたら止まらない構造になっている。

ジャンルとしてはミステリー×恋愛だが、孤島という閉じた空間と時間のズレを感じさせる設定が重なることで、単純な恋愛ものとは一線を画す雰囲気を持っている。

TMS EntertainmentとPony Canyonが組む注目の一作

制作にはTMS EntertainmentとPony Canyon、松竹が名を連ねている。TMS Entertainmentはこれまで多くの劇場作品を手がけてきた実績を持つスタジオであり、ミステリアスな離島の空気感をどう映像化するかが本作の見どころのひとつになりそうだ。

原作ファンにとっては、ナオの儚さや一希との距離感がどう表現されるかが最大の関心事になるだろう。本予告映像ではその世界観の片鱗が確認できるため、まだ原作を読んでいない方もぜひチェックしてみてほしい。

10月9日の劇場公開に向け、今後も続報が入り次第お伝えしていく。