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「6.66秒」という謎の噂が引き起こすSF×陸上の物語

夏島扉が手がける読み切り「走る昨日へ」が、少年ジャンプ+にて本日公開された。タイトルと同時に目を引くのが、そのユニークな設定だ。「50mを6.66秒で走り抜ければ、過去に戻れる」という都市伝説めいた噂を軸に、陸上競技とSF的な要素が融合した異色の作品となっている。

6.66秒という数字は、現実の50m走の平均タイムよりはるかに速く、トップアスリートでも容易には到達できない領域だ。その「ほぼ不可能だが、絶対に不可能ではない」という絶妙なラインが、物語に強烈なリアリティと切迫感をもたらしている。主人公がなぜ過去に戻りたいのか、その動機と疾走感が物語の核心を担っていると思われる。

少年ジャンプ+の読み切りが持つ意味

少年ジャンプ+は近年、「ルックバック」や「さよなら絵梨」など、読み切りでありながら大きな話題を呼ぶ作品を次々と生み出してきたプラットフォームだ。今回の「走る昨日へ」も、陸上というスポーツの持つ「一瞬の速さ」とタイムリープというSF的テーマを組み合わせた着眼点が独自で、同サイトの読者層とも相性が良さそうだ。

作者の夏島扉については現時点で詳細なプロフィールは明らかになっていないが、この読み切りがどれほどの反響を呼ぶかによって、今後の連載化や次回作への注目度も大きく変わってくるだろう。スポーツマンガとSFの掛け合わせは、うまくはまれば読者の心に深く刺さるジャンルでもある。

陸上×タイムリープという組み合わせが、読み切りという限られたページ数のなかでどこまで描き切られているのか。夏島扉の今後の動向とあわせて、続報に注目したい。