本日7月23日発売の週刊少年チャンピオン34号(秋田書店)にて、安部真弘の新連載「バドこん!」の第1話が掲載された。中学生たちのバドミントン部を舞台にしたガールズコメディで、安部作品らしいほのぼのとした雰囲気の中に笑いを盛り込んだ作風が期待される。

中学1年生・羽衣がバドミントン部に飛び込む青春ストーリー

物語の主人公は中学1年生の水鳥羽衣。バドミントンを始めようとバドミントン部の体験入部に参加した羽衣は、体育館で2年生の先輩たちと出会う。先輩の米山遥楠木日和はネット用のポールを立てるのに悪戦苦闘しており、羽衣はその手伝いをすることに。ゆるやかでコミカルな出会いから始まる、バドミントン部の日常を描いた作品だ。

スポーツを題材にしながらも「ガールズバドミントンコメディ」と銘打っているあたりに、安部真弘らしさが滲み出ている。バドミントンの競技的な側面よりも、部活という空間でのキャラクターたちのやりとりや関係性が中心になるのだろう。

「イカ娘」「ふしぎ研究部」の作者が仕掛ける新作への期待

安部真弘といえば、ゆるキャラたちが繰り広げるナンセンスギャグで人気を博した「侵略!イカ娘」と、女子高生たちが不思議な現象を研究する「あつまれ!ふしぎ研究部」で知られる作家だ。どちらの作品も、キャラクターの個性と日常的なボケ・ツッコミを軸にした独自のテンポ感が魅力で、根強いファンを持つ。

その安部真弘がスポーツ部活ものに挑戦するというのは、なかなか興味深い選択だ。バドミントンを題材にした作品はマンガの世界でも決して多くはなく、競技の特性——シャトルの軌道や素早いラリー——がコメディとどう絡み合うのか、読者としては純粋に気になるところ。既存作品のファンにとっても、新しい安部ワールドへの入り口として楽しめる1話になっているはずだ。

なお同号の表紙と巻頭グラビアには瀬戸口心月(乃木坂46)が登場しており、両面ポスターが付録として封入されている。

連載スタートということで現時点では情報は少ないが、今後キャラクターや部活の全貌が明らかになるにつれ、作品の輪郭がはっきりしてくるだろう。次号以降の展開に注目したい。