2027年放送開始、ティザービジュアルも公開
鬱沢色素・著、ぷきゅのすけ・イラストのライトノベル「真の聖女である私が国を追われたら、その国は終わりです!」のTVアニメ化が発表された。放送は2027年を予定しており、あわせてティザービジュアルも解禁されている。
監督を務めるのは桜井つかさ氏。桜井氏はTsumugi Akita Animation Labの代表を兼任しており、同スタジオが制作を担当する。シリーズ構成には戸塚直樹氏、キャラクターデザインには西郡なる氏が名を連ねており、この3名はいずれも「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」でもタッグを組んだスタッフ陣だ。
ヒロインの聖女エリアーヌを演じるのは戸澤ますみ氏、エリアーヌに救われる王太子ナイジェルを演じるのは八代拓氏。八代氏は近年の異世界ファンタジー作品でも存在感を発揮しており、本作でも貴公子役としてのはまり具合が期待される。
原作はコージーファンタジーの人気シリーズ
原作ライトノベルは講談社のKラノベブックスより2021年に刊行開始。2024年時点で全7巻が発売されており、コミカライズ版(作画:松もくば)も展開中の人気シリーズだ。
物語の主人公は、婚約者である王子に理不尽に追放された聖女エリアーヌ。クッキーを焼くことも魔物を討伐することも得意な彼女が、追放をきっかけに自分らしい生き方を模索する旅に出る——というのが大まかなあらすじだ。いわゆる「追放もの」の文脈に属しながら、殺伐とした復讐劇ではなく、ほのぼのとした自己発見の旅として描かれる「コージーファンタジー」として支持を集めてきた。
「第七王子」チームが再結集、期待と注目の理由
今回のアニメ化で特に注目したいのが、スタッフ陣の顔ぶれだ。監督・シリーズ構成・キャラクターデザインの3名が「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」と同じチームで臨むという点は、原作ファンにとって心強い材料と言えるだろう。「第七王子」は異世界転生ものの中でもキャラクター描写の丁寧さに定評があり、その経験は本作のような感情の機微を大切にするコージーファンタジーとの相性が良さそうだ。
一方で、Tsumugi Akita Animation Labはまだ実績が限られているスタジオでもあり、作画クオリティの安定性については続報を待ちたいところ。ティザービジュアルの雰囲気は柔らかく温かみのある色調で、原作の世界観をうまく捉えている印象を受ける。
放送まで1年以上あることを考えると、キャスト追加情報やPV、放送局の発表など、今後も続々と情報が解禁されるはず。引き続き最新情報をチェックしていきたい。