元ヤンキーの秘密を巡るラブコメが、ついにアニメへ
なるき原作によるTVアニメ「メガネ、時々、ヤンキーくん」の2027年放送が決定した。あわせて2種類のティザービジュアルと主要スタッフが公開され、ファン待望のアニメ化に向けて動き出した。
公開されたティザービジュアルは「トキメキ版」と「ヤンキー版」の2種類。「トキメキ版」では主人公・百瀬と市倉が密着する甘い構図が描かれており、「ヤンキー版」では2人に加えて五十嵐、左京、八千代、弥太郎も登場し、一転して威圧感あふれる仕上がりになっている。この対比だけでも、本作の「ときめきとヤンキー」という二面性がよく伝わってくる。YouTubeではこのティザービジュアルを使ったPV映像も公開中だ。
スタッフ陣の顔ぶれに注目
監督を務めるのは、「4人はそれぞれウソをつく」の星野真。シリーズ構成は「うちの弟どもがすみません」などを手がけた清水恵、キャラクターデザインは「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」の渡辺るりこが担当する。アニメーション制作はスタジオフラッドとワオワールドの共同制作体制だ。
星野監督は「原作のすごくいい雰囲気をアニメの方も踏襲していきますので、ファンの方も、これからファンになる方もお楽しみに」とコメントしており、原作の空気感を大切にした作品づくりを目指していることがうかがえる。
作品の魅力――「ポンコツ女子×元ヤンキー」の秘密を巡る物語
原作は、「パシられ体質」なポンコツ女子・百瀬と、眼鏡をかけた一見地味な優等生・市倉の物語。実は市倉は中学時代に悪名高いヤンキーだったという過去を持ち、本人は更生を主張するものの喧嘩っ早い性格はなかなか抜けきらない。百瀬が彼の秘密を知ってしまったことから始まる関係性が、コメディとロマンスを織り交ぜながら描かれていく。
ジャンルとしてはラブコメだが、ヤンキー要素とほのかな青春感のバランスが絶妙で、原作はコミックナタリーでも人気を集めている作品だ。「トキメキ版」と「ヤンキー版」という対照的なビジュアルを初手で出してきたあたり、制作側もこの二面性を作品の核と捉えていることが伝わってくる。
キャスト情報や放送時期の詳細など、続報がどのタイミングで解禁されるかも含め、今後の発表から目が離せない。