作者・安原宏和氏の公式Xアカウントにて、連載終了が告知された。6年以上にわたって続いてきた本作がついに最終章を迎え、ファンの間にも感慨深い声が広がっている。

最終巻は10月9日発売

第12巻は2025年10月9日に発売予定。第153話が最終話となり、この最終巻をもってシリーズ全体が完結する形となる。長期連載の締めくくりとなる一冊だけに、既刊を読み返しながら最終巻を待つ読者も多いのではないだろうか。

ゲーセンを舞台にした異文化交流スライス・オブ・ライフ

本作は、ゲームセンターを舞台に繰り広げられる日常系コメディ。安原宏和氏がジャンプGIGA誌上に「ゲームセンター異文化交流」というタイトルで読み切り掲載したことが原点となっており、その後連載化されて6年以上の長寿シリーズへと成長した。ゲーセンという独特の空間で生まれる人間関係や、文化の違いを超えた交流をほのぼのとしたタッチで描いてきた作品だ。

読み切りから連載へ、そして6年以上という歳月を経て完結——これはひとつの作品が真にファンに愛され続けた証でもある。日常系コメディという地味に見えるジャンルでこれだけの長期連載を維持できたのは、安原氏の丁寧なキャラクター描写と、読者がゲーセンという舞台に感じる親しみやすさが噛み合った結果だろう。

派手なアクションや大きな事件がなくても、キャラクターの日常に引き込まれ続けた読者にとって、最終巻は単なる「終わり」ではなく、これまでの積み重ねを噛みしめる一冊になるはずだ。第12巻の発売に向けて、今後さらなる情報や作者コメントが届くことにも期待したい。