「結末は面白い」——青山剛昌、最終回の存在を初告白

連載32年を超える長寿作品「名探偵コナン」の結末が、すでに青山剛昌の手元に存在していることが明らかになった。

青山は「24時間テレビ最新情報SP」の事前番組に出演。インタビュアーを務めたのは、いずれも同作の熱烈なファンとして知られるミュージシャンのちゃんみなと、SixTONESの京本大我。ちゃんみなが「自身の引退やコナンの終わりについて考えることはあるか」と問いかけたところ、青山は最終回のネームがすでに完成していることを認めた。「見たい?」と冗談めかしながらも、「結末は面白い」と語り、その内容への自信をのぞかせた。

ただし、具体的なストーリーの詳細や連載終了の時期については一切明かされていない。

尾田栄一郎との対談、そして「予想外の大ヒット」

インタビューの中で青山は、連載当初はすぐに終わると思っていたと振り返り、これほどの人気作になるとは予想していなかったと語った。シリーズの規模を実感したのは、第1作目の劇場版が公開されたときだったという。劇場に足を運ぶファンの数を目の当たりにして、初めて作品の大きさを肌で感じたと述べた。

また、「ONE PIECE」の作者・尾田栄一郎との会話にも触れ、週刊連載のマンガが長期にわたってテレビアニメとして放送され続けるという、ふたりにしかわからない特異な体験について話し合ったと明かした。国民的作品を背負い続ける作家同士の、率直なやり取りが想像されて興味深い。

30年以上続く国民的ミステリーの現在地

「名探偵コナン」は、青山剛昌による推理漫画で、1994年1月から小学館「週刊少年サンデー」で連載中。2026年4月時点で単行本は108巻を数える。1996年1月には読売テレビとトムス・エンタテインメントによってテレビアニメ化され、現在まで放送が続いている。劇場版は29作品に達し、ゲームや実写ドラマなど数多くのメディア展開も果たしてきた。

これだけの規模の作品の「最終回」が、すでに原稿として存在しているという事実は、ファンにとって複雑な感慨をもたらすだろう。いつか必ず訪れる終幕に向けて、青山が長年温め続けてきた構想がある——それだけでも、物語への信頼感は揺るぎないものになる。コナンの真の結末がどのような形で世に出るのか、続報を注視したい。