約10カ月の沈黙を破り、ついに再始動

「地縛少年花子くん」は、2025年11月発売号を最後に休載に入っていた。作者・AIDAIROの健康上の理由および治療のためとアナウンスされており、休載期間中はGFantasy誌上で過去掲載分の再録が行われていた。

連載再開にあたり、AIDAIROは自身のX(旧Twitter)にて復帰を報告。「花子くんの連載を再開します」と読者へのメッセージを添え、引き続きの応援を呼びかけた。ファンからは喜びの声が多数寄せられており、長い休載を経ての復帰を心待ちにしていた読者の熱量が伝わってくる。

作品について——累計1000万部超の人気オカルトラブコメ

「地縛少年花子くん」は、AIDAIROによるスクウェア・エニックスの月刊誌「Monthly GFantasy」連載作品。オカルト好きの女子高生・八尋寧々が、学校の七不思議のひとつ「花子くん」の噂を調べるうちに、いたずら好きな幽霊・花子くんと契約を結んでしまうことから物語が始まる。学校に潜む超常の存在たちとの間で、人間と霊の平和を保つべく奮闘するふたりの姿を描いたオカルトラブコメだ。

独特の画風と世界観が高い評価を受け、シリーズ累計発行部数は1000万部を突破。2020年にはTVアニメ第1期が放送され、2025年には第2期もスタートした。同じくAIDAIROによるスピンオフ「放課後の花子くん」も2018年に連載開始し、こちらもアニメ化されている。

復帰後の展開に期待が高まる理由

10カ月という休載期間は、ファンにとって決して短くはなかった。しかしその分、作者がしっかりと体調を整えて戻ってきたことは素直に喜ばしい。アニメ第2期が進行中というタイミングでの連載再開は、原作とアニメが互いに盛り上がりを後押しする形になりそうで、作品全体の注目度がふたたび高まることは間違いないだろう。

休載前のストーリーがどこで止まっていたかを覚えているファンも多いはずで、再開後の展開がどう動くのか、原作読者の関心は一気に高まっている。AIDAIROの体調が万全であることを願いつつ、今後の連載ペースや新章の行方に注目していきたい。