「銃夢機甲術戦記」第1巻、本日発売
「銃夢機甲術戦記」は、木城ゆきとが手がける「銃夢」シリーズの最新作。本日8月21日に第1巻が発売となり、陽子とエーリカという2人の新キャラクターを軸に据えた新章がスタートした。シリーズ恒例の機甲術——格闘技と義体技術が融合した独自の戦闘スタイル——が、今作でも物語の核心を担う。
「銃夢」シリーズとは
「銃夢」は1990年から連載が始まった木城ゆきとの代表作で、廃棄都市ザレムの下に広がるスクラップヤードを舞台に、義体サイボーグの少女ガリィ(アリータ)が戦い続ける姿を描いたSFアクション作品だ。緻密な格闘描写と重厚な世界観は国内外に熱狂的なファンを持ち、2019年にはジェームズ・キャメロン製作のハリウッド映画「アリータ:バトル・エンジェル」としても実写化された。その後も「銃夢火星戦記」など続編・外伝シリーズが展開されており、「銃夢機甲術戦記」はその最新章に位置づけられる。
新たな主人公たちが紡ぐ機甲術の物語
注目すべきは、今作が陽子とエーリカという新たな2人の主人公を据えた点だ。「銃夢」シリーズといえばガリィの圧倒的な存在感が作品を牽引してきただけに、新キャラクターを主軸に置くこの構成は、シリーズの新たな可能性を示す大胆な試みといえる。「機甲術戦記」というタイトルが示すとおり、機甲術そのものの歴史や体系に深く踏み込んだ物語になるとすれば、長年のシリーズファンにとっても新鮮な読み応えになるはずだ。一方で、木城ゆきとの描く格闘描写の精度は折り紙つきであり、新主人公たちがどのような技と信念で機甲術の世界を生き抜くのか、早くも続巻への期待が高まる。
第1巻の発売を皮切りに、「銃夢機甲術戦記」がシリーズの新たな伝説を刻んでいくのか、今後の展開と続報に引き続き注目したい。