片思いが無限にループする三角関係ラブコメ、ついにアニメへ

葵せきな原作・つづら涼作画による「ぼくの好きな人が好きな人」のTVアニメ化が正式に決定した。アニメ化発表を記念して、葵せきなからのコメントと、つづら涼によるお祝いイラスト(コメント付き)が公開されている。

本作は、高校生の男女3人による片思いが"無限にループ"していくさまを描いた三角関係ラブコメディ。高校2年生の主人公・秋月奏良は、長年思いを寄せていた後輩の女子・不破——という構図を軸に、誰かが誰かを好きで、その相手はまた別の誰かを好きという、切なくも笑えるすれ違いの連鎖が物語の核心となっている。

「俺ガイル」の葵せきな×新鋭つづら涼という注目タッグ

原作を手がける葵せきなは、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(通称「俺ガイル」)のスピンオフ小説や、『生徒会の一存』シリーズなどで知られる人気ライトノベル作家。青春の機微や登場人物の心理描写を得意とする書き手だけに、三角関係という題材との相性は抜群だ。

作画を担当するのはつづら涼。繊細なキャラクター表現と読みやすいコマ割りが特徴で、本作でその魅力が多くの読者に届いている。アニメ化によってより広い層にキャラクターたちの表情が伝わることになるのは、ファンとしても純粋にうれしいニュースだ。

「好き」が交差するほど、誰も報われない——そのもどかしさが本作の魅力

「ぼくの好きな人が好きな人」の最大の特徴は、三角関係が単純な「どちらを選ぶか」の構図にとどまらない点にある。片思いがループ状に絡み合うことで、登場人物の誰もが報われそうで報われない、絶妙なもどかしさが生まれている。ラブコメとしての笑いと、青春の痛みが同居するこのバランスは、原作ファンが強く支持してきた部分でもある。

アニメ化にあたっては、このループ構造をどう映像で表現するかが見どころのひとつになるだろう。声優キャストやスタッフ、放送時期などの詳細はまだ明らかになっていないが、今後の情報解禁が待ち遠しい一作だ。