人気漫画「ONE PIECE」のリメイク版アニメーション「The ONE PIECE」が、WIT STUDIOによって制作されることが決定した。WIT STUDIOの社長、和田丈嗣氏が語ったところによると、このリメイクは原作者である尾田栄一郎氏の「連載が長くなりすぎたため、若い世代が初期のシリーズと同じように楽しめなくなっているのではないか」という懸念から生まれたという。

和田氏は、原作漫画と東映アニメーションによるアニメ版を高く評価しつつも、過去のアニメーション技術やテンポが時代に合わなくなってきている点を指摘。WIT STUDIO版では、現代的なアプローチを取り入れることで、よりスピーディーな展開を目指すという。

また、放送時間帯が深夜になることを活かし、テンポを速めるだけでなく、長年のファンが抱く「ONE PIECE」のイメージを超えることを目標としているとのこと。これは大きな挑戦であり、プレッシャーでもあると語る。尾田氏のビジョンが、この新しいアニメ化の中心にあるという。

初期のマーケティングで「現代的なアニメーション技術」という言葉が使われたことから、一部のファンからはAIの使用を懸念する声も上がっていた。しかし、和田氏はAIについて、法的な問題など、解決すべき課題が多く、業界への影響を見極めている段階だと説明した。