水中の宿儺が放つ、静かな狂気
公開されたスーパーティザービジュアルには、薄暗い水中から鋭い眼光でこちらを見据え、手を伸ばす両面宿儺の姿が描かれている。派手な戦闘シーンではなく、静止した水中という演出が、むしろ底知れない恐怖を際立たせており、ファンの間でも早くも話題を呼んでいる。
このビジュアル公開は、8月29日から30日にかけて神奈川・Kアリーナ横浜で開催されているアニメ5周年イベント「じゅじゅフェス 2026 -5th anniversary-」に合わせたもの。5年間の歩みを締めくくる大型イベントの場で、次なるフェーズへの幕開けを告げる一枚となった。
「死滅回游 後編」のストーリーも明らかに
あわせてストーリーの概要も公開された。呪術を持つ者たちによる壮絶な殺し合い「死滅回游」を舞台に、100点を所持する鹿紫雲一を探すべく、秤金次とパンダが東京第2結界(コロニー)へと向かう。
一方で、禪院家を壊滅させどこかへ向かう真希、薨星宮で隠遁する天元を護衛する脹相と九十九由基、そして何かを企んでいる宿儺——それぞれの思惑が交錯する群像劇的な構造が、後編の見どころのひとつになりそうだ。原作既読者には、あの衝撃的な展開がどう映像化されるかが最大の注目点となるだろう。
「呪術廻戦」とは
「呪術廻戦」は、芥見下々による週刊少年ジャンプ連載のダークファンタジーマンガを原作としたアニメ作品。人間の負の感情から生まれる「呪い」と、それを祓う「呪術師」たちの戦いを描く。
主人公・虎杖悠仁が特級呪物「両面宿儺の指」を飲み込んだことで呪術の世界に引き込まれ、最強の呪術師・五条悟のもとで戦いに身を投じていく——というのが物語の出発点だ。アニメはスタジオMAPPAが手がけており、作画クオリティの高さと原作の再現度で高い評価を受けてきた。スコアは8.40と、現在放送中のアニメの中でもトップクラスの支持を集めている。
「死滅回游」は原作の中でも特に規模が大きく、複数のキャラクターが並行して動き続ける複雑なアークだ。前編での積み上げを受け、後編がどのような密度で描かれるのか——MAPPAの底力が問われる局面でもある。続報を待ちたい。