「この音とまれ!」がいよいよフィナーレを迎える。作者・亜木朱里は公式Xアカウントにて、本作が残り3話で完結することを発表した。カウントダウンには2026年9月4日発売予定の「ジャンプSQ.」10月号に掲載される次話も含まれており、そこから3話をもって長きにわたる連載に幕が下りることになる。
作者・亜木朱里が読者へ深い感謝を表明
発表のなかで亜木朱里は、「この音とまれ!」が自身にとって初の連載作品であることに触れ、読者への深い感謝の言葉を綴った。ファンからの継続的な支援があったからこそ、ここまで連載を続けることができたと述べており、その言葉からは長年にわたって作品を支えてきた読者への真摯な想いが伝わってくる。
「この音とまれ!」とはどんな作品か
「この音とまれ!」は、亜木朱里による青春音楽マンガ。廃部寸前の箏曲部を舞台に、訳ありの高校生たちが全国大会の頂点を目指して奮闘する物語だ。不良と誤解されながらも箏に情熱を注ぐ久遠愁と、部長として部を立て直そうとする倉田武蔵を中心に、個性豊かなキャラクターたちが織り成す人間ドラマと、箏の音色が融合した作品として多くのファンを獲得してきた。2019年にはアニメ化も果たしており、その人気は原作ファンにとどまらず幅広い層に届いている。
初連載作品の完結が持つ重み
初連載作品でここまで長期にわたって続いた作品が完結を迎えるというのは、作者にとっても読者にとっても特別な出来事だ。箏という日本の伝統楽器を題材に選んだことで、他の音楽マンガとは一線を画す独自の世界観を確立し、アニメ化まで実現させた「この音とまれ!」の歩みは、亜木朱里の作家としての成長そのものでもある。残り3話、どのような形でキャラクターたちが「音」に決着をつけるのか——長年連載を見守ってきたファンほど、その結末への期待と惜別の思いが入り混じっているのではないだろうか。
「ジャンプSQ.」での最終章の展開とともに、完結後の亜木朱里の次回作についても続報が待たれる。