「双真のコンパス」、本日より連載開始
天本絵美が原作を手がけ、林いちが作画を担当する新連載「双真のコンパス ―ふたりの総合診療医―」が、2025年9月1日発売の別冊ヤングチャンピオン10月号(秋田書店)より連載をスタートした。
タイトルの「双真」という言葉が示すように、本作は二人の総合診療医を軸に据えた医療漫画だ。キャッチコピーからも伝わってくるように、かつては「不良とパシリ」という対照的な関係にあった二人が、時を経て医師として再会し、今度は「上司と部下」として同じ職場に立つという設定が物語の核となっている。
注目したい「関係性の逆転」という構図
医療漫画というジャンル自体は決して珍しくないが、本作が際立っているのは過去と現在の関係性の逆転にある。かつて力関係が明確だった二人が、専門職の世界では立場を入れ替えて向き合うことになる——このギャップが生む緊張感やドラマは、読者を引き込む大きなフックになりそうだ。
また、舞台が「総合診療」という点も興味深い。内科・外科といった専門科に特化した医療漫画が多い中、あらゆる疾患を幅広く診る総合診療医を主役に据えた作品はまだ少なく、医療描写の幅広さにも期待が持てる。
原作の天本絵美と作画の林いちという布陣がどのような化学反応を見せるのか、また二人の主人公がかつての因縁をどう乗り越えていくのか——連載序盤から目が離せない作品になりそうだ。続報や単行本化の情報にも注目していきたい。