第12話「Goodbye」――沈黙を破る覚悟

第12話のタイトルは「Goodbye」。公開されたあらすじは以下の通りだ。

> 温もりだけでは、伝えられないものがある。 > 黙っていれば、何も変わらない。 > だから、逃げない。

短い言葉の中に、重い決断の気配が漂う。第11話では炎上と別れというテーマが描かれたばかりで、物語はいよいよ終盤に向けて加速している。

スタッフ陣は、演出に宮田拓海(「ラブライブ!サンシャイン!!」)、脚本に後藤緑(「BanG Dream! It's MyGo!!!!!」「Ave Mujica: The Die is Cast」)、絵コンテに梅津知美(「ブルーアーカイブ The Animation」第5話)が名を連ねる。後藤緑はシリーズ構成も兼任しており、自身が設計したストーリーの核心部分を自ら書き下ろすかたちになる。

「バンドリ!ゆめ∞みた」とはどんな作品か

本作は、Bushiroad代表・木谷高明氏が2015年1月に立ち上げた音楽メディアミックスフランチャイズ「BanG Dream!」の最新アニメプロジェクト。アニメーション制作はNICHICALINE、シリーズ監督は梅津知美が務める。

物語の主軸となるのは、ガールズバンド「Mugendai Mewtype」のメンバーたち。コメディとドラマを織り交ぜながら、彼女たちの音楽活動と日常を丁寧に描いてきた。キャストには本渡楓(Viola役)、丸岡和佳奈(Bell役)、塚田結以(Popo役)、三縄るな(マネージャー役)のほか、内田真礼、小原好美、岡咲美保といった実力派声優が揃っている。

残り2話――シリーズ構成担当が書く「逃げない」覚悟の意味

全13話構成のうち、残すところあと2話。後藤緑はこれまで「It's MyGo!!!!!」でも、バンドメンバー間の葛藤や感情のすれ違いを繊細に描き、多くのファンを引きつけてきた書き手だ。「Goodbye」というタイトルと「逃げない」という言葉の組み合わせは、単なる別れではなく、何かに向き合うための決別を示唆しているように読める。

「バンドリ!」シリーズはこれまでも終盤に向けて感情的な山場を用意してきた作品群だけに、今回もその流れを汲んだ展開が期待される。第12話の放送後、最終話に向けてどのような余韻が残るのか——続報と最終回の内容に注目したい。