第1期終了からわずか2ヶ月、続編制作が電撃発表

2026年6月21日に第1期の最終話が配信されてから、まだ熱が冷めやらぬうちに、続編アニメの制作が正式に発表された。公式Xアカウントでのティーザー投稿に続き、9月3日に正式発表と続編制作告知トレーラーが公開されている。制作はStudio KAFKAが引き続き担当し、Amazon MGM Studiosとの共同制作としてPrime Videoでの配信が予定されている。

キャストは第1期から続投。小野賢章が主人公・粟照美澄、瀬戸麻沙美が東街咲、長嶝高士が平電機を演じるほか、潘めぐみがナレーターを担当する。スタッフも第1期と同様で、寺澤和晃が監督、阿比留隆彦がキャラクターデザイン・総作画監督を務める。

原作者・松木一火氏のコメントが続編への期待を高める

原作者の松木一火氏は今回の発表を受けて、次のようなコメントを寄せた。

「日本三國のアニメの続編が制作されることを、心から嬉しく思います。第1期で静かに灯された火花は、やがて時代を焦がす炎となり、人々の運命を大きく揺さぶっていきます。原作に書かれた歴史が、アニメならではの解釈と表現によってどのような景色を描くのか、原作者でありながら、一人の視聴者として続きを楽しみにしています」

このコメントからは、続編がただの「第1期の延長」ではなく、物語が大きく動く転換点になることが示唆されている。「時代を焦がす炎」という言葉が、原作ファンの想像力を大いに刺激するのではないだろうか。

近未来の乱世を舞台にした、日本版三国志

『日本三國』は、松木一火氏による漫画作品で、2021年11月より小学館の「裏サンデー」およびMangaONEアプリにて連載が始まった。スコア8.40という高評価が示す通り、すでに多くのファンに支持されている作品だ。

舞台は、核戦争・大規模自然災害・悪政による革命が重なり、かつての日本社会が崩壊した近未来。国は覇権を争う3つの国家に分裂し、新たな三国時代が幕を開ける。主人公の粟照美澄は元農業官僚という異色の経歴を持ちながら、知識と雄弁さだけを武器に乱世を駆け上がり、天才戦略家として名を馳せていく。アクション、ドラマ、SFが交差する重厚な世界観が最大の魅力だ。

制作を担うStudio KAFKAは、『魔法使いの嫁』のアニメーションでも知られるスタジオ。緻密な世界観の構築と丁寧な作画に定評があるだけに、近未来の三国乱世をどう映像で表現するかは、原作ファンにとっても大きな見どころとなるだろう。第1期全12話を経て積み上げてきた世界観が、続編でどのように花開くのか——詳細な情報の続報に注目したい。