芹澤優×榎木淳弥、個性的なキャラクターに命を吹き込む
今回公開された第1弾PVでは、主人公・藤戸織莉子を芹澤優が担当することが判明した。そして織莉子を巨大化させる飲み薬を開発した執事兼科学者のドクター・セバスチャンを演じるのは、『呪術廻戦』の虎杖悠仁役で知られる榎木淳弥。コメディ色の強い本作において、この二人がどんな掛け合いを見せてくれるのかは早くも注目ポイントのひとつだ。
監督を務めるのは池畑慎之介。過去には『トニカクカワイイ』や『ティアムーン帝国物語』を手がけており、日常系からファンタジーまで幅広い作風を持つ人物だ。助監督は大嶋克也、シリーズ構成・脚本は三ツ矢雄、キャラクターデザイン・総作画監督は光田はじめが担当。アニメーション制作はタツノコプロが受け持つ。
街ごともらったお嬢様が巨大化して暴れる!? 原作の魅力とは
原作はニクムラQによるマンガで、2020年12月にShueishaのジャンプルーキーにてウェブコミックとして連載開始。その後2021年7月30日から小学館のSunday Webryに移籍し、現在も連載中だ。2021年11月に第1巻が発売され、2025年11月時点でコミックスは全11巻。第12巻は2026年8月10日に日本で発売予定となっている。
物語の主人公・藤戸織莉子は、超富裕層の令嬢として生まれ、なんと4歳の誕生日プレゼントに「街ひとつ」をもらってしまうという破天荒な設定から始まる。大切に育ててきたその街が侵略の危機に晒されたとき、執事のドクター・セバスチャンが開発した巨大化ドリンクを飲んで巨大化し、自ら街を守ろうとする——というのが基本的なあらすじだ。ただし、守るはずの織莉子自身がしばしば街に甚大な被害をもたらすのが笑いの核心となっており、「守護者なのか破壊者なのか」というツッコミどころ満載のコメディが展開される。
タツノコプロが手がける「巨大ヒロイン」の映像化に期待
本作の見どころのひとつは、タツノコプロがアニメ制作を担う点だ。同スタジオは長年にわたり独自のキャラクター造形と映像表現で知られており、巨大化という視覚的インパクトの大きいギミックをどう料理するかは純粋に楽しみなところ。池畑監督が過去に手がけた作品群はいずれもキャラクターの感情描写に定評があり、コメディの間と表情芝居の巧みさという点でも相性は悪くない。
原作ファンからすれば、織莉子のキャラクターをどれだけ魅力的に動かせるかが最大の関心事になるはずだ。芹澤優は元気系のキャラクターから内面を持つヒロインまでこなせる実力派であり、お嬢様らしい気品とコメディ的なズレを両立できるかどうかが鍵を握る。
2027年1月の放送開始に向け、キャスト・スタッフ情報やさらなる映像の公開が続くと予想される。続報を引き続き追っていきたい。