待望の新作、舞台は異世界の宿屋
あだちとかは2026年7月にX(旧Twitter)にて新連載の開始を告知した。新作のタイトルは「やどやのお犬さま」。『月刊少年マガジン』にて2026年10月6日から連載が始まる。
物語の主人公は黒峰霞(くろみね・かすみ)という少女。修学旅行中に山の斜面から転落し、見知らぬ異世界へと迷い込んでしまうというところから物語が始まる。その世界で彼女が出会うのが、作品タイトルにもある「お犬さま」。宿屋を舞台にした日常が、どのような形で描かれるのか、現時点では多くが謎に包まれている。
『ノラガミ』完結から2年半——あだちとかが帰ってくる
あだちとかにとって、今作は2024年2月に完結した『ノラガミ』以来、初めての新連載となる。『ノラガミ』は2011年から約13年にわたって連載された人気作で、神様と人間の絆を描いたアクション・ファンタジーとして多くのファンを獲得した。アニメ化もされ、国内外に根強いファンを持つ作品だ。
完結から2年以上のインターバルを経ての新作発表とあって、長年のファンにとってはこれ以上ない朗報といえる。『ノラガミ』ではシリアスな神話的世界観と繊細な人間ドラマを両立させたあだちとかが、今度はどんな世界を作り上げるのか。「異世界」「宿屋」「犬神」を思わせるタイトルの組み合わせは、『ノラガミ』とはまた異なる雰囲気を漂わせており、新境地への挑戦という期待感も高い。
一方で、あだちとかの作品は「序盤は穏やかに見えても、物語が進むにつれて重厚な展開へと変わっていく」という特徴がある。「宿屋での日常」という導入も、表面だけでは語れない深みを持つ可能性は十分にある。
連載開始まで数ヶ月あるが、キャラクターや世界観のビジュアルなど、今後公開されるであろう情報に注目しておきたい。