主要キャスト12名が明らかに
今回発表されたキャストは以下の通り。
三木眞一郎がアリクス・バラック役、梶裕貴がイグニス・シュバインシュタイガー役、中村悠一がフリッツ・ゲルスドルフ役、鶴岡聡がブルンハルト・ミュラー役、杉田智和がアドリアン・ディスラー役、三宅健太がマット・フメルス役を担当する。
さらに、茶風林がサルティグ・ファン・グンナー役、大塚芳忠がヴィト・ヒルデブラント役、小野大輔がマテウス・ユリアン・ポドルスキ役、菅生隆之がヴァイスヴァイラー役、櫻井孝宏がオリバー役、上坂すみれがメンテナンスガール役を演じる。また、以前に発表済みの安藤真吹がマキ・スタウフェンベルク役、沢城みゆきがアッシュ・ヴァンプス役も引き続き参加する。
あわせて30秒の短編予告映像も公開された。
押井守が監督、原点スタッフも集結
本作のメガホンを取るのは、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』や『機動警察パトレイバー the Movie』、『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』などで知られる押井守監督。キャラクターデザイン原案は木村貴宏(記事内ではKazuchika Kise表記)、メカニカルデザイン原案はボトムズシリーズを手がけた大河原邦男が担当する。また、『天国大魔境』の常木志伸や『うる星やつら』リメイクに携わった園善博もスタッフに名を連ねている。
制作はサンライズ(バンダイナムコフィルムワークス)が担い、プロダクションI.Gが制作協力として参加。本作はサンライズスタジオの設立50周年記念プロジェクトの一環として、2026年から2028年にかけてリリースされる作品群の目玉に位置づけられている。
ボトムズ×押井守という異色の組み合わせ
「装甲騎兵ボトムズ」は1983年にサンライズが制作したリアルロボットアニメの金字塔で、高橋良輔監督による骨太なミリタリーSF描写と、傭兵キリコ・キュービィーの過酷な戦場を描いた作風で今なお根強いファンを持つ。
今回の「灰色の魔女」は完全新作のオリジナルストーリーで、既存のキャラクターに縛られない新たな切り口でボトムズ世界を描く試みとなる。そこに押井守という、サンライズ作品とも縁が深く、独自の哲学的・実存的なアプローチで知られる監督が起用されたことは、ファンの間で大きな話題となっている。ボトムズが本来持つ泥臭い戦場リアリズムと、押井監督の思索的な演出がどう融合するのか——その化学反応こそが本作最大の見どころといえるだろう。
さらに、三木眞一郎や中村悠一、杉田智和、沢城みゆきといった現代のトップ声優たちが揃い踏みしたことで、幅広い世代のアニメファンを取り込む布陣も整った。第1部公開まで3カ月を切った今、より詳細なあらすじや映像の解禁が待ち遠しい。