主題歌はyama、豪華声優陣の追加も発表

オープニング主題歌を担当するのは、日本の実力派シンガー・yama。今回公開された新トレーラーでは、その楽曲「さよならは言わない」がフィーチャーされており、作品の世界観にマッチした楽曲の雰囲気が早くも話題を集めている。yamaといえば「春嵐」や「麻痺」など、エモーショナルかつ独特の歌声で多くのアニメファンに支持されてきた歌手だ。その起用は作品のトーンに深みを与えそうで、原作ファンにとっても期待が高まる人選といえる。

新たに発表されたキャストは以下の5名。

- 桜井美幸(エレオノーラ役) - 藤原夏海(ブリュンヒルド役) - 子安武人(エリオット役) - 興津和幸(ヒューゴ役) - 浪川大輔(ペレグリヌス役)

さらに公式サイトでは追加キャストとして、土田裕信(ライオネル王役)、川瀬茉希(アンナ=マリー役)、八尾弥生(ラヴィニア役)の3名も明らかになった。すでに発表済みのメインキャストには、髙橋謙吾(インソムニアック役)、谷川仁(フラタニティ役)、石谷春貴(フィーバリッシュ役)らが名を連ねている。

原作について——岩本ナオが描く、異国情緒あふれる宮廷ファンタジー

原作は、「町でうわさの天狗の子」「マーガレットに火をつけて」などで知られる岩本ナオが小学館「flowers」で連載した漫画作品。ヨーロッパ風の架空の王国を舞台に、個性豊かな騎士たちと王家の人々が織りなす人間ドラマと、宮廷政治の駆け引きを丁寧に描いた作品だ。岩本ナオ特有の繊細な絵柄と、登場人物それぞれの感情を丁寧に掘り下げるストーリーテリングは、少女漫画ファンのみならず幅広い読者層から支持を集めてきた。

注目すべきは、子安武人や浪川大輔といったベテラン声優の起用だ。宮廷を彩る重厚なキャラクターたちに厚みを加えるキャスティングは、原作の持つ格調高い雰囲気を映像化する上でも大きなアドバンテージになるだろう。また、NHKとAmazonの共同制作という体制も、作品のクオリティへの期待を底上げしている。

放送開始まで間もなく、今後もスタッフや詳細な設定情報の公開が続くとみられる。原作の丁寧な世界観がどのようにアニメとして息吹くのか、続報を楽しみに待ちたい。