第四部「貴族院の自称図書委員」編、ついにアニメ化へ

香月美夜による人気小説「本好きの下剋上 〜司書になるためには手段を選んでいられません〜」の第四部「貴族院の自称図書委員」編のTVアニメ化が正式に発表された。制作を手がけるのはWIT STUDIO。「進撃の巨人」や「SPY×FAMILY」など数々の話題作を世に送り出してきた実力派スタジオの参加は、ファンにとって大きなニュースとなりそうだ。

現在放送中の第三部「領主の養女」編は今年4月より2クール構成でオンエア中であり、その続編が早くも動き出したことになる。本シリーズへの制作側の熱量と、作品が持つコンテンツとしての強さを改めて感じさせる展開だ。

貴族院という新舞台——ローゼマインの成長と、図書館という名の魔境

「本好きの下剋上」は、本の虫だった現代女性・本須麗乃が、魔力を持つ貴族が支配する世界・エーレンフェストに転生し、「ローゼマイン」として生きる物語だ。書物が存在しない世界で、なんとか本を手に入れようと——いや、自分で作ろうと奮闘するその姿が、多くの読者の心をつかんできた。

第四部では、約2年間の眠りから目覚めたローゼマインが、貴族としての教育を受けるための学校「貴族院」へ入学する。個性豊かな教師陣や他領の子どもたちとの寮生活を通じて成長していく……はずが、院内に大型図書館が存在すると知ったローゼマインが一目散に突進していくのは、原作ファンにはおなじみの展開だ。シリアスな政治劇と、本への純粋すぎる執念が生み出すコメディが絶妙に混在する、シリーズの魅力がさらに深まるパートとなっている。

WIT STUDIOが描く新章への期待

注目したいのは、制作スタジオがWIT STUDIOに変わる点だ。これまでのシリーズを支えてきたスタッフ・キャストとの関係性がどう引き継がれるのか、あるいはどのようなアップデートが加わるのかは、現時点では明らかになっていない。WIT STUDIOといえば、繊細な感情表現と美麗な映像美に定評があるスタジオだけに、貴族院という格調ある新舞台との相性には期待が高まる。

キャストや放送時期など、詳細な情報はまだ明かされていないが、今後の続報が出るたびに注目が集まることは間違いない。ローゼマインの貴族院での奮闘を、どんな映像で見せてくれるのか——続報を待ちたい。