ホロとロレンスが再び旅に出る
TVアニメ「狼と香辛料 merchant meets the wise wolf」の第2期が、2027年に日本で放送されることが決定した。あわせてティザートレーラーが公開され、賢狼ホロと行商人クラフト・ロレンスの再会を予感させる映像が解禁されている。
主要キャストは第1期から引き続き、クラフト・ロレンス役に福山潤、ホロ役に小清水亜美が続投。2008〜2009年放送のオリジナルTVアニメシリーズから変わらぬコンビが、リメイク版でも物語を牽引する。
新たなキャスト情報として、ロミ・パークがイヴ・ボランを演じることも発表された。このキャラクターは2008〜2009年のオリジナルアニメでもロミ・パーク自身が担当していた役であり、ベテランならではの貫禄ある再演が期待される。近年では「世界は踊る、君と。」でゾジロ役を務めるなど、変わらぬ存在感を示している。
スタッフ陣と制作体制
スタッフ面では、オリジナルアニメ第1・2期を手がけた高橋丈夫が引き続き総監督を務め、三瓶聖一と共同で総監督を担当する。監督には「ぬきたし the Animation」「ラブ・フロップス」の信山義と間島孝宏が新たに加わり、フレッシュな視点も取り込まれる形だ。音楽は引き続きケヴィン・ペンキンが担当し、第1期で多くのファンを魅了したあの世界観のサウンドが継承される。アニメーション制作はパッシオーネが引き受ける。
原作は支倉凍砂によるライトノベルで、挿絵はあやくら柔が担当。2006年2月にKADOKAWAの電撃文庫レーベルから刊行が始まり、2023年1月時点で24巻が発売済み。さらに2026年10月9日には第25巻が日本で発売予定と、原作シリーズも動きを見せている。九十九朔太郎によるコミカライズ版も長期にわたって展開されており、作品全体のボリュームは相当なものだ。
なぜ今、第2期が注目されるのか
リメイク版の第1期は、オリジナルアニメを知るベテランファンと、近年初めてこの作品に触れた新規ファンの双方から好意的に受け入れられた。中世ヨーロッパ風の世界を舞台に、狼の化身であるホロと若き行商人ロレンスが経済や交易を通じて絆を深めていくという、ほかにはなかなか類を見ない「商業×ファンタジーロマンス」の構図が、時代を超えて支持される理由だろう。
第2期で描かれる原作のエピソードは、ロレンスとホロの関係がさらに深まる重要な局面を含む。イヴ・ボランというキャラクターの登場は物語に新たな緊張感をもたらす存在であり、ロミ・パークというキャスティングの妙も含め、原作ファンにとっては見逃せない展開になりそうだ。
放送まではまだ時間があるが、今後公開されるであろう追加キャスト情報や本PVにも注目していきたい。