バチ当たり巫女・すずの受難、ついに始まる

「サチ録~サチの黙示録~」で知られるマンガ家・茶んたの新連載「のろのろぷくぷく」が、2025年10月5日より少年ジャンプ+にて連載をスタートさせた。

本作のジャンルは"不条理退魔コメディ"。主人公は、稀代のバチ当たり巫女として描かれる少女・すずだ。水道水を「神様の力が込められた超神聖水」と称して高値で売りさばこうとするなど、巫女としての品格はゼロに等しい。そんなすずのもとに、ある日とうとう神からの天罰が降り注ぐ。気絶したすずが目を覚ますと——というところから物語が動き出す。

「サチ録」の茶んたが仕掛ける新境地

茶んたといえば、少年ジャンプ+で連載した「サチ録~サチの黙示録~」で、独特のテンポ感と不条理なユーモアを武器に読者の心をつかんだ作家だ。その茶んたが今回挑むのは、退魔という和風ホラーにも通じる題材を、あくまでコメディとして料理するという一筋縄ではいかない路線である。

「退魔もの」というジャンル自体は少年マンガに根強い人気があるが、主人公が信仰心ゼロの不良巫女というのは、なかなか新鮮な切り口だ。呪いを祓う能力があるのに、本人の性格が問題だらけ——というギャップが生み出すコメディの可能性は大きく、前作「サチ録」でも見せた"笑いと緊張感の同居"が本作でも発揮されることが期待できる。

少年ジャンプ+という舞台が後押しする注目度

少年ジャンプ+は近年、「チェンソーマン」や「SPY×FAMILY」など数多くのヒット作を生み出してきたプラットフォームであり、新連載への読者の関心が集まりやすい環境でもある。茶んたの前作もこの舞台で読者の支持を得ており、同じ土俵での再挑戦という点でも注目が高い。

バチ当たり巫女がどんな呪いに巻き込まれ、どんな不条理な方法でそれを乗り越えていくのか——「のろのろぷくぷく」の続報や展開から、引き続き目が離せない。