TVアニメ「百妖譜 第3期京師篇」に、中谷一博が"謎の男"こと封無楽(ふうむらく)役で出演することが決定した。あわせて第1話のあらすじと先行カットも公開されており、新シリーズの雰囲気をひと足早く味わうことができる。
謎の男・封無楽とはどんな存在か
今回公開された先行カットには、封無楽と思しき人物が映し出されており、その佇まいからただならぬ存在感が漂う。"謎の男"という肩書きが示す通り、第3期における彼の役割や目的はまだ多くが伏せられた状態だ。
中谷一博はアニメ・ゲーム・舞台と幅広い分野で活躍する実力派声優で、落ち着いた低音ボイスを武器に謎めいたキャラクターを演じさせると特に光るものがある。「百妖譜」という幻想的な世界観の中で、どのような存在感を放つのか期待が高まる。
「百妖譜」とはどんな作品か
「百妖譜」は、中国のBilibiliが制作するアニメ作品で、原作は作家・裟椤双樹による同名小説。古代中国を舞台に、妖怪や霊異にまつわる様々な出来事を描いたオムニバス形式の幻想譚だ。水墨画を思わせる独特のアートスタイルと、人と妖の間に宿る情感豊かなストーリーが国内外のファンを魅了してきた。
第3期となる「京師篇」では舞台が都・京師へと移り、これまでとはまた異なる規模感と人間模様が描かれることになる。前2期で積み上げてきた世界観の厚みを引き継ぎながら、新たな登場人物たちがどのように絡み合っていくのかが今シリーズ最大の見どころといえる。
新章への期待
封無楽というキャラクターの名前には「楽しみを封じる」ともとれる含みがあり、作品のテーマである人と妖の哀愁と深く結びつく可能性がある。中谷一博の起用はそうした陰影のあるキャラクター像を見越してのものだろう。
第1話の先行カット公開という形で少しずつ情報が解禁されていく流れは、ファンの期待を丁寧に積み上げていくスタイルとして好感が持てる。今後も続くキャスト情報や映像解禁に注目していきたい。