最終章がついに始動

住田和佐(原作)・村田真哉(作画)によるマンガ「キリングバイツ」の最終章・第1部が公開された。2017年3月に連載をスタートさせた本作は、長きにわたって読者を熱狂させてきたが、いよいよその結末が描かれる段階へと入った。

現時点で公開されているのは最終章の「第1部」であり、完結まではまだ続きがある構成となっている。最終章が複数のパートに分けて描かれるという形式は、作者たちがこの結末に並々ならぬ力を注いでいることの表れとも言えるだろう。

「キリングバイツ」とはどんな作品か

「キリングバイツ」は、人間と動物の遺伝子を組み合わせた「獣人」たちが、巨大財閥の思惑のもとで繰り広げる死闘を描いたダークバトルマンガだ。主人公・柚木春人が偶然巻き込まれた地下闘争「キリングバイツ」を軸に、個性豊かな獣人たちの激しいバトルと、その背後に渦巻く陰謀が絡み合う。

キャッチコピーにもなっている「鋭い牙を持つ者が勝つ。それがキリングバイツだ」というセリフに象徴されるように、本作はとにかく圧倒的なバトル描写と、動物の特性をフルに活かした戦闘スタイルが魅力。2018年にはアニメ化も果たしており、原作ファン以外にも広くその名が知られている。

7年以上の歴史に幕――ファンが見届けるべき「答え合わせ」

連載7年以上というのは、それだけ多くの伏線と人間関係が積み重ねられてきたということでもある。長期連載ならではの複雑な勢力図や、各キャラクターの因縁がどのように収束していくのか、原作ファンにとっては「答え合わせ」の時間がついにやってきたと言っていい。

最終章が第1部・第2部……と段階的に公開される形式であれば、一気に終わりを迎えるのではなく、じっくりと読み解く時間が与えられることになる。これは作者側からの、長年付き合ってきた読者へのひとつの誠意とも受け取れる。

最終章の続報や完結のタイミングについて、今後の続報を追っていきたい。