新規カット満載の本予告、主題歌アーティストも明らかに

公開された本予告映像には、これまでのティザーでは見られなかった新規カットが多数収録されており、物語の核心に迫る場面も垣間見える仕上がりとなっている。あわせて、本作の主題歌を佐倉綾音と井上和が歌唱することも発表された。

佐倉綾音といえば、本作の主人公アンジェラ・バルザックの声を担当している人物。主演声優が主題歌も歌うという形は、キャラクターと楽曲が深くリンクする演出として、原作ファンの間でも大きな話題を呼んでいる。一方、シンガーソングライターとして独自の存在感を放つ井上和との共演は、どのような化学反応を生むのか、音楽面でも注目が集まる。

「楽園追放」とはどんな作品か

「楽園追放」は、2014年に公開されたオリジナルアニメ映画。ニトロプラスと東映アニメーションが手を組み、「魔法少女まどか☆マギカ」シリーズで知られる虚淵玄が脚本を担当したことで、公開前から大きな注目を集めた。

舞台は、地球環境の崩壊によって人類の意識がデジタル世界「ディーヴァ」へ移行した未来。そこで育った捜査官アンジェラが、現実世界(地上)に降り立ち、電脳犯罪者を追う任務の中でさまざまな真実に直面していく——というSFアクションだ。骨太なSF設定と、虚淵玄らしいシリアスな物語展開、そして当時としても高水準だったCGアニメーションが融合し、根強いファン層を持つ作品となっている。

続編映画への期待と注目ポイント

前作から約10年を経て制作される「心のレゾナンス」は、ファンにとって長年待ち望んだ続報だ。10年という歳月はアニメ業界においても決して短くはなく、CGアニメーション技術の進化がどれほど映像に反映されているかという点でも、本予告は重要な意味を持つ。

また、虚淵玄作品は続編や新作が発表されるたびに「前作の世界観をどう受け継ぎ、どう裏切るか」が注目されてきた。「心のレゾナンス」というサブタイトルが示すものが何なのか——前作を愛するファンほど、その答えを画面の中に探したくなるはずだ。

キービジュアルや本予告の公開によって、ようやく作品の輪郭が見えてきた「楽園追放 心のレゾナンス」。今後は公開日や追加キャスト情報など、さらなる詳細の発表が待たれる。