ティザーPV公開、キャスト・スタッフの顔ぶれが明らかに
今回の発表で公開されたのは、ティザートレーラーとティザービジュアル、そして2027年1月という放送開始時期だ。
制作はスタジオPaletteが担当。監督・シリーズ構成・脚本をすべて稲葉友樹が務める。稲葉は過去に「ホラーコレクター」「カミカツ:働くのは神様だけ」でメガホンを取った人物で、今作でも同じく一人三役という体制で臨む。キャラクターデザインは、稲葉と同じく「ホラーコレクター」「カミカツ」でタッグを組んできた吉川香織が担当する。
キャストについては、主人公ダグラスを安元洋貴、呪われた少女ラビを井口裕香が演じることが発表された。安元洋貴の重厚感のある声と、井口裕香の愛らしい演技の組み合わせは、作品のコンセプトとも非常にマッチしており、早くも期待が高まる。
「おっさん×愛娘」の異色ファンタジー、どんな物語?
原作は斧名田マニマニによるライトノベルシリーズで、イラストはfuzichocoが手がける。また、SquareEnixの「マンガUP!」にてただうらふみによるコミカライズも展開中だ。
物語の主人公は、かつて「伝説の強化魔術師」として名を馳せたダグラス。しかし今や、勇者パーティーを追放され、冒険者ライセンスまで剥奪されてしまったただの中年男に成り下がってしまった。行き場を失い、あてもなくさまよう日々を送る中、呪いをかけられた少女・ラビと出会ったことで、新たな冒険が幕を開ける——というのが基本的なあらすじだ。
「追放もの」の新しい形として注目したい一作
昨今のなろう系・ライトノベル原作アニメには「追放もの」と呼ばれるジャンルが定着しているが、本作がユニークなのは、主人公が無双するよりも娘との日常や絆を軸に据えている点だ。「おっさん」と「呪われた少女」という組み合わせが生む温かみと、ファンタジー世界の冒険要素をどう融合させるか、アニメ版での表現が気になるところだろう。
スタジオPaletteは規模の大きいスタジオではないが、稲葉・吉川コンビは「ホラーコレクター」「カミカツ」と個性的な作品を手がけてきた実績がある。今作でもそのクセのある演出センスが活きるかどうか、原作ファンとしては期待半分、注目半分といったところか。
2027年1月の放送に向けて、今後はキービジュアルや追加キャスト情報なども順次公開されていくと思われる。続報を楽しみに待ちたい。